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世界に放りこまれた
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年11月19日
- 書店発売日
- 2022年11月21日
- 登録日
- 2022年10月26日
- 最終更新日
- 2022年11月30日
紹介
「歩きながら、電車の中で、道端で、湧き上がる言葉を拾い上げた。何もかもが変わっていくような予感だけがあったが、現実的にはまだその前夜といったところで、身動きが取れないまま予感を感じ続けるような、もどかしい時間を過ごしていた。新しい世界はすぐそこにあり、放りこまれてみたい。とことん無防備になってみたい、というじりじりした気持ちは、そのまま言葉に転写されていった。」
言葉と絵による作品発表を続けている作家・文筆家の安達茉莉子が言葉だけで綴った初めての詩集。
写真:成重松樹
挿絵:安達茉莉子
装幀:横山雄
目次
箱舟
世界に放りこまれた
CO2削減
村娘A
ywnlm ♯1
最高のもの
剥き身クラブメドレー
ほんたうのさいはひとは
犬ぞり極夜行
NGC 1947
ywnlm ♯2
miracle/ chance
無限果樹園
Re:NGC 1947
ふたつがつながるとき
ywnlm ♯3
L.Y.L
あとがき
版元から一言
著者の安達茉莉子さんが率直さを大事に、無防備に、剥き身になって、紡いだ詩17篇を収録しています。
人の目を気にせず、自分の暗い部分も含めて、勇気を持って自分を開いてみると、新しい世界が広がる。
安達さんの言葉は、そんな自由な地平に読者を連れていってくれると思います。
9篇の詩は、本屋twililightでの朗読会で読まれた詩です。だからでしょうか、書かれた言葉であると同時に、安達さんに語りかけられている声のようにも感じます。
声の震えを感じたとき、ひとりでいても、震えが伝わる同じ世界にいるということだと思います。
そんな暖かかで勇気をもらえる安達さんの詩集を開いて、世界に放りこまれてみてください。
上記内容は本書刊行時のものです。