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取引情報
無情のスキャット 人間椅子・和嶋慎治自選詩集
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年10月21日
- 書店発売日
- 2024年10月21日
- 登録日
- 2024年9月10日
- 最終更新日
- 2024年10月30日
重版情報
2刷 | 出来予定日: 2024-11-18 |
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「文芸ロック」と評される人間椅子・和嶋慎治の底力。瞬く間に重版です。人間椅子ファンのみならず、「和嶋慎治の文学」が認められてきている証です。 |
紹介
2024年でデビュー35周年を迎えるバンド「人間椅子」。その人間椅子の多くの楽曲の作詞を担う和嶋慎治の自選詩集。デビュー前から最新アルバム『色即是空』にいたる諸作品から選ばれた108編の詩と、自作解説を含むエッセイで構成。そのエッセイにはデビュー以降35年間の苦悩も書かれ、詩の鑑賞のみならず、「バンド『人間椅子』35年の歴史」としても読みとることができる。人間椅子デビュー35周年記念書籍。
目次
第一章/デビュー前 第二章/1990~1993年、第三章/1995~1998年、第四章/1999~2003年、第五章/2004~2007年、第六章/2009~2011年、第七章/2013~2017年、第八章/2018~2023年
前書きなど
自分はロックバンドでギターを弾き、歌を歌い、曲を書いている人間である。大雑把にいうならロックミュージシャン、だ。何だか言葉にするだけで非常に胡散臭いが、果たして自分の本業がそうかと問われれば、それはそれで心許ない気もする。普段は軒先でバイクをいじってばかりいるので、先日など家電の配達員に「バイク屋さんですか」などと訊かれる始末。もともと僕は一個の人間でありさえすれば、職業等、後はどうでもよろしいと思っている男である。長年歌詞を書き続けているから、詩人といえなくもない。
「鉄格子黙示録」は十七歳の時に書いた。
版元から一言
人間椅子は歌詞の内容から「文芸ロック」とも評され、人間椅子の曲を題材としたトリビュート小説集『夜の夢こそまこと』(伊東潤、長嶋有ら)があるなど、その文学的注目度は高い。解説を含むエッセイの中でも和嶋は自らの詩作品に関して、山頭火、宮沢賢治、高橋新吉、江戸川乱歩らの影響を記しています。そんな和嶋の詩は歌詞とはまた違う表現で迫ってきます。この唯一無二の「和嶋ワールド」を一人でも多くの方に読んでいただきたいです。読んで感動すること、間違いありません。また、人間椅子デビュー35周年記念作品としてファンの方は必ず手に入れようと思っている一冊です。
上記内容は本書刊行時のものです。