版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
産業連関表から供給・使用表への歴史的転換 高山和夫(著) - 博論社
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文メール:
注文サイト:
BookCellar

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

直接取引:あり
返品の考え方: 返品は承ってません

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

産業連関表から供給・使用表への歴史的転換 (サンギョウレンカンヒョウカラキョウキュウシヨウヒョウヘノレキシテキテンカン)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:博論社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ7mm
重さ 170g
114ページ
並製
価格 1,818円+税
ISBN
978-4-9910204-3-8   COPY
ISBN 13
9784991020438   COPY
ISBN 10h
4-9910204-3-3   COPY
ISBN 10
4991020433   COPY
出版者記号
9910204   COPY
Cコード
C3033  
3:専門 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年4月1日
書店発売日
登録日
2022年10月25日
最終更新日
2024年1月13日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

現在は、国民経済計算(SNA)の推計方法のもとである「産業連関表」の作成方法が、大きく転換する歴史的ターニングポイントであることをご存知だろうか。
本書は、日本には詳細な産業連関表があるにも関わらず、なぜ供給・使用表へ移行するのかについて考察を行ったものである
具体的には、第一に産業連関表および供給・使用表に関する現状、定義について、第二に欧米の産業連関表および国民経済計算体系(SNA)における供給・使用表に関する歴史的考察、および国際基準におけるヨーロッパの影響、更に日本との比較を、第三に日本の産業連関表作成に関する歴史的経緯、一次統計の変化の影響、供給・使用表への移行条件等を考察している。
本書は、2022年に埼玉大学大学院人文社会科学研究科に提出された博士論文に加筆修正を施したものである。

目次

まえがき

序  論

第1章 国民経済計算体系における産業連関統計
 はじめに
 第1節 産業連関表と供給・使用表
  (1)産業連関表の定義とその特徴
  (2)供給・使用表の定義とその特徴
 第2節 産業連関表の作成手順の概要
  (1)レオンチェフ型産業連関表(取引基本表)における作成手順
  (2)SNA型の産業連関表におけるU表およびV表の作成手順
 第3節 供給・使用表への移行の背景
 まとめ

第2章 欧米における産業連関統計に関する歴史的考察
 はじめに
 第1節 レオンチェフによる産業連関分析の発祥の経緯
 第2節 1968SNAにおけるU表およびV表の導入
  (1)1968SNAにおけるストーンの改訂草案とU表およびV表
  (2)1968SNAにおける産業連関表の位置づけ
 第3節 1993SNAにおける供給・使用表導入の理由と背景
  (1)1993SNAにおける産業連関表の位置づけ
  (2)1993SNAにおける供給・使用表導入の経緯
 第4節 供給・使用表導入におけるヨーロッパの影響
  (1)ヨーロッパの産業連関表作成状況
  (2)国際的な統計制度設計の場で強まるヨーロッパの影響
  (3)ヨーロッパにおける統計調査の現状と経緯
 第5節 2008SNAにおける産業連関統計の位置づけ
  (1)2008SNAにおける産業連関統計
  (2)SNAにおける産業連関統計の変化
 まとめ

第3章 わが国における産業連関統計に関する歴史的考察
 はじめに
 第1節 「昭和26年表」の作成経緯
  (1)戦時中・戦後における産業連関表の研究
  (2)通商産業省と経済審議庁による「昭和26年表」の作成経緯
 第2節 1968SNAへの対応
  (1)1968SNAの導入
  (2)産業連関表における1968SNAへの対応
 第3節 1993SNAへの対応
 第4節 産業連関分析におけるニーズ変化と一次統計の変化
  (1)産業連関分析におけるニーズ変化
  (2)産業連関分析における一次統計の変化
 第5節 統計委員会を中心とする供給・使用表をめぐる議論の経緯
  (1)第Ⅰ期「基本計画」
  (2)第Ⅱ期「基本計画」
  (3)「統計改革推進会議」の設置
  (4)第Ⅲ期「基本計画」
 第6節 供給・使用表への移行の条件
  (1)「生産物分類」の整備状況
  (2)「産業分類」の課題
 まとめ

終 章 結論と今後の示唆
 第1節 結  論
 第2節 今後の示唆

あとがき
参考文献
索  引

上記内容は本書刊行時のものです。