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人間は何度でも立ち上がる
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年6月15日
- 書店発売日
- 2019年6月15日
- 登録日
- 2020年2月11日
- 最終更新日
- 2020年3月8日
書評掲載情報
2020-05-08 | 読売新聞 朝刊 京都 |
2019-09-03 | 京都新聞 |
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紹介
「苦難よ、どんと来い!」 苦から逃げずに、自分の人生を切り開く!
これからの不透明、不確実な時代を生きる子供から、悩み多き大人まで、すべての現代人が勇気を持ってたくましく人生を歩んでいくための〝人生の教科書〟登場!
人間とは、人生とは何か? 生きるとは? 現代社会で苦難にぶつかり、くじけそうなあなたの心に勇気を与える、力強くも慈愛に満ちた言葉の数々。
弘法大師空海が真言密教の根本道場として定めた東寺で老若男女に語り続けた貴重な法話を、ファン待望の初の書籍化。過去10年間にわたる膨大な法話から、初期の貴重な法話を厳選収録!
目次
序章 いい言葉との出会いが「新しい自分」を教えてくれる
第1章 弘法大師の宗教とはなにか
第2章 くよくよせずに勇気を出して自分を切り開く
第3章 苦から逃げずにどんと立ち向かう
第4章 人間は何度でも立ち上がる
前書きなど
<はじめに>より
私は1992(平成4)年、真言宗総本山 教王護国寺(東寺)に入寺しました。当初は事務所での務めから始まり、宝物館という文化財を扱う部署を経て、16年後に、「残りの人生を法話にかけ、少しでも悩める人のお役に立ちたい!」と一念発起し、東寺大日堂で毎週日曜日の早朝に「法話会」を始めました。
法話を始めて2年後には、その要旨をプリントにして配布することにしました。これは「参加できない友人にも送りたい」とか、「後から何度も読み返して学びたい」という、信者さんからの強い要望にお応えするためでした。
現在、その法話プリントが300号を超えました。この時点で、この法話を記録として未来にのこし、悩みをもって苦しんでいらっしゃる多くの方々にぜひお読みいただきたいと考え、「法話集シリーズ」第一巻としての出版に踏み切ったわけです。
仏教はたくましい教えです。自分の悩みや苦難から逃げる方法を教えてくれるものではありません。本当に真正面から「苦難よ、どんと来い!」と受止められる人間をつくる教えなのです。それはちょうど「蓮が絶対に泥を逃げ出さずに、泥水をすすりながら自ら浄化して、独自の美しい花を咲かせる」ようなものです。
どうかこの本が、もの心ついた小学生からすでに悩み多き大人にまで、たくましく人生を歩んでいける一冊となれば、私にとりましてはこの上ない喜びであります。(真言宗総本山 東寺・山田 忍良)
版元から一言
・発売後約6ヵ月で約3,000部発行しました(主に東寺内で販売)
関連リンク
https://www.youtube.com/watch?v=7QdUU8E6CQU&feature=youtu.be
上記内容は本書刊行時のものです。