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ヱクリヲ vol.10 特集Ⅰ 一〇年代ポピュラー文化――「作者」と「キャラクター」のはざまで 特集Ⅱ A24 インディペンデント映画スタジオの最先端
- 初版年月日
- 2019年5月10日
- 書店発売日
- 2019年5月10日
- 登録日
- 2019年4月29日
- 最終更新日
- 2019年4月29日
紹介
さやわか×西兼志対談「アイドル〈の/と〉歴史」、付録「コンテンツ-コミュニケーション発展史」収録の
特集Ⅰ「一〇年代ポピュラー文化――〈作者〉と〈キャラクター〉のはざまで」。
『ムーンライト』『へレディタリー/継承』『A GHOST STORY / ア・ゴースト・ストーリー』など話題作を連発する、
現在再注目のインディペンデント映画会社「A24」を日本で初めて本格的に紹介/分析する
特集Ⅱ「A24 インディペンデント映画スタジオの最先端」。
堀潤之によるゴダール最新作『イメージの本』論、批評誌レビューほか掲載。
★特集Ⅰ「一〇年代ポピュラー文化」
インタラクティブな作品が増えている近年の状況を踏まえ、
作品と鑑賞者の間で起こっているダイナミズムとは具体的にどのようなものなのか、
またその中に置かれ「コンテンツを使役する/に使役される鑑賞者」となったわたしたち自身について考えます。
アイドル/メディア論研究で知られる西兼志と、ポップカルチャー批評のさやわかによる対談【アイドル〈の/と〉歴史】ほか、
一〇年代文化が持つコミュニケーション要素の系譜を総覧した、
【コンテンツ-コミュニケーション発展史 「会いにいける」から「反逆される」まで】他を掲載。
●さやわか×西 兼志「アイドル〈の/と〉歴史」
●高井くらら「コンテンツ-コミュニケーション発展史 〈会いにいける〉から〈反逆される〉まで」
●難波 優輝「バーチャルYouTuberエンゲージメントの美学――配信のシステムとデザイン」
●楊 駿驍「あなたは今、わたしを操っている。――「選択分岐型」フィクションの新たな展開」
●得地弘基(劇団・お布団主宰)インタビュー「破壊する倫理と破壊される権利、その表現と葛藤」
●横山宏介「ユビキタスとデミウルゴス」
★ジャン=リュック・ゴダール『イメージの本』特別論考
●堀 潤之「ピクチャレスク・ゴダール――『イメージの本』における「絵本」の論理」
★特集Ⅱ「A24 インディペンデント映画スタジオの最先端」
『ムーンライト』のアカデミー賞受賞にはじまり、
『レディバード』『へレディタリー/継承』など話題作を連発する
新進気鋭のインディ映画会社である「A24」を日本ではじめて本格的に紹介/分析。
2012年に設立されたばかりの同社の歴史を追う【What is A24?】、
監督など関係者の言葉を紹介する【The Voices for A24】、
作品の魅力を紹介する【A24フィルモグラフィーーポスト・ジャンル映画】、
戦後アメリカ独立映画の歩みを追う【インディペンデント映画史】他、二つの論考を掲載。
●横山タスク「A24と失われた共同体たちーー部屋と家から見る映画」
●伊藤元晴「A24と二つのゴースト」
★etc.
●批評誌レビュー
『アンドレ・バザン研究』第二号[特集]存在論的リアリズム
『LOCUST』vol.01
●伊藤弘了によるエッセイほか
目次
特集Ⅰ 一〇年代ポピュラー文化――「作者」と「キャラクター」のはざまで
●序文
《Interview》
●さやわか×西 兼志
アイドル〈の/と〉歴史:聞き手/編集部 構成/高井 くらら
《column》
コンテンツ-コミュニケーション発展史
「会いにいける」から「反逆される」まで:高井 くらら
《Critique》
●バーチャルYouTuberエンゲージメントの美学
配信のシステムとデザイン:難波 優輝
●あなたは今、わたしを操っている。
「選択分岐型」フィクションの新たな展開:楊 駿驍
《Interview》
●得地弘基(劇団・お布団主宰)
破壊する倫理と破壊される権利、その表現と葛藤:構成/高井 くらら、横山 宏介
《Critique》
●ユビキタスとデミウルゴス:横山 宏介
《ジャン=リュック・ゴダール『イメージの本』日本公開記念特別論考》
ピクチャレスク・ゴダール――『イメージの本』における「絵本」の論理
堀 潤之
特集 Ⅱ A24 インディペンデント映画スタジオの最先端
●序文
《History》
●What is A24?
《column》
●The Voices for A24
●A24フィルモグラフィ
●アメリカン・ニューシネマとインディペンデント映画の戦後
《Critique》
●A24と失われた共同体たち
部屋と家から見る映画:横山タスク
●A24と二つのゴースト:伊藤 元晴
etc.
●批評誌レビュー
『アンドレ・バザン研究』第二号[特集]存在論的リアリズム [小特集]作家主義再考2
『LOCUST』vol.01「feature 千葉内房」
●伊藤弘了「テニスの試合中にラケットを投げること」
上記内容は本書刊行時のものです。