書店員向け情報 HELP
在庫ステータス
取引情報
大阪ソースダイバー
下町文化としてのソースを巡る、味と思考の旅。
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年7月
- 書店発売日
- 2017年7月21日
- 登録日
- 2017年5月23日
- 最終更新日
- 2017年7月21日
書評掲載情報
2019-10-28 |
朝日新聞
朝刊 2019年10月28日 全国版 評者: 大阪発祥?!串カツ物語 |
2019-10-27 |
朝日新聞
朝刊 全国版 評者: 大阪・新世界の串カツ |
2017-10-23 |
あまから手帖
11月号 評者: 右近 聖氏 |
2017-10-10 | 阪急電鉄沿線情報紙 TOKK 10月15日号 |
2017-09-14 | 産経ニュースWEST |
2017-09-05 |
サンデー毎日
9月17日号 評者: 岡崎武志氏 |
2017-08-20 |
東洋経済ONLINE
評者: 仲野 徹氏(大阪大学大学院・生命機能研究科および医学系研究科教授) |
2017-08-14 |
HONZ
評者: 仲野 徹氏(大阪大学大学院・生命機能研究科および医学系研究科教授) |
MORE | |
LESS |
紹介
大阪の街を地政学的に俯瞰し考察したあの名著への、地元・大阪からのナナメ45°のオマージュ。
褐色のソースが映し出す、下町の味の記憶と人間味あふれる情景へ、いざダイブ!
明治の文明開化の頃にわが国にもたらされたウスターソースは、明治の後半に洋食とともに普及しました。
かつてソースは洋食文化とともに「ハイカラな贅沢品」として慣れ親しまれ、戦後、お好み焼や串カツといったメニューの広まりとともに、関西の下町ではソースはなくてはならない「庶民の味」となりました。昭和の往時、関西人の食卓にはいつもウスターソースがありました。
時を経て、日本人の食文化の多様化や簡素化、個食化とともに、ウスターソースは今や「ノスタルジー」な懐かしの味ともなりつつあります。
本書では、お好み焼きと串カツの名店41店のある大阪・神戸・京都の下町を巡り、下町とソースの蜜月を探訪するとともに、地ソースメーカーの工場への潜入や関西の代表的な地ソース21社33品の徹底比較などを通して、関西の下町文化が育んだソースの軌跡を見つめ直し、「下町とソースの真実」を解明。
褐色のソースの向こうで巡り合ったのは、人間味あふれる下町の風景と記憶の味、そして「下町のエートス」とでした。
褐色のソースが映し出す、「ソースにまみれた下町の日常」の味と思考の旅へ、いざダイブ!
◎本書より
ソースから眺める、あの頃の下町/お好み焼な街を往く/大阪ソースダイバー グラフィティ/関西 地ソースカタログ~関西の地ソースだよ! 全員集合/地ソースメーカーの工場を訪ねて/串カツと下町/ソースと下町のパースペクティヴ
掲載エリア
【大阪】梅田、難波、西九条、千鳥橋、天満、京橋、緑橋、鶴橋、桃谷、今里、住道、布施、
新世界、天下茶屋、花園町、鶴見橋、岸里、玉出、堺東、岸和田
【神戸】長田、生田川、阪神住吉
【京都】東九条・七条
目次
●ソースから眺める、あの頃の下町
●お好み焼な街を往く
・関西の「お好み焼き文化」試論
・京阪神 お好み焼きな街と店
大阪/キタ、ミナミ、西九条、千鳥橋、天満、鶴橋、桃谷、今里、布施、
新世界、天下茶屋、花園町、鶴見橋、岸里、玉出、堺東、岸和田
神戸/長田、生田川、阪神住吉
京都/東九条・七条
●大阪ソースダイバー グラフィティ
●関西地ソースカタログ 関西の代表的地ソースだよ!全員集合 関西地ソース23社35品 徹底比較座談会
●ソースメーカーの工場を訪ねて
●串カツと下町
・串カツは、新世界の食である
・はじまりの串カツ
・「二度漬け禁止」の真実
・「串カツ」と「串揚げ」
・「ソースにまみれた風景」の価値
・西成・鶴見橋に見る、下町商店街コネクション
・昼飲みの聖地・京橋で、朝から串カツ三昧
・東成区・緑橋、串カツは上町台地を超えて
・サラリーマンの小腹を支える、キタの串カツ天国
●ソースと下町のパースペクティヴ
上記内容は本書刊行時のものです。