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白い宝物
ホワイトストーンの長い旅
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年1月31日
- 書店発売日
- 2024年2月20日
- 登録日
- 2024年2月5日
- 最終更新日
- 2025年5月21日
紹介
山口県秋吉台の「石灰岩」の成り立ちをテーマにした絵本。美祢市長も「地球のすごさがわかる!」と推薦しています。
(あらすじ)
南の海で生まれた火山のカイザンは、フズリナのネオ、サンゴのサッコ、ウミユリのユリ、腕足類(わんそくるい)のワンらとともに、長い長い旅を続けます。途中で嵐にあったり、みんなでお城をつくったり、さまざまな経験をしながら、ついにジャポンという国のミネというところにたどりつくのですが‥‥。
「秋吉台の美しい景色は、今から3億年以上前の海の生き物たちが元になってできています。本書では、その生き物たちの旅を追いながら、「白い宝物」である「石灰岩」の成り立ちに目を向けます。子どもたちが絵本を読んで、地球のすごさやMine 秋吉台ジオパークのすばらしさを改めて知ることを願っています」(美祢市長 篠田洋司)
前書きなど
二〇一五年九月、日本最大級のカルスト台地「秋吉台」や「秋芳洞」を有する美祢市全域が、石灰岩、石炭、銅の「白・黒・赤」をシンボルに日本ジオパーク「M i n e秋吉台ジオパーク」に認定されました。これを機に、「みね華の会」は、ジオパーク活動の応援団として、美祢市の良さを市内外へ伝えたい思いで、活動の範囲を広げています。
二〇二〇年十一月、自然環境保全の大切さを知ってもらうため、地域の児童・生徒、高齢者に語り続けてきた紙芝居から最初の絵本『黒いダイヤ』が生まれました。
今回第二作目として、美祢市の宝物、石灰岩を題材とした紙芝居『白い宝物~ホワイトストーンの長い旅~』を後世に伝えるため、絵本として刊行することとなりました。
今後も「M i n e秋吉台ジオパーク」応援団として、美祢市の宝を掘り起こし、美祢市の誇りを広く発信する活動に取り組んで参りたいと考えています。
おわりに、絵本の刊行にご支援いただきました多くの皆様に心からお礼を申し上げます。(みね華の会)
版元から一言
秋吉台の風景は有名ですが、秋吉台の石灰岩の成り立ちまで知っている人は、地元でも少ないと思います。
絵本を読むことで、石灰岩に何が含まれているのか、実際に何に役立っているのかといった知識や、大陸が長い時間をかけて移動したという事実などが、自然に頭に刻まれます。
上記内容は本書刊行時のものです。