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パワフルばあばは元いじめられっ子
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2020年4月1日
- 登録日
- 2020年4月3日
- 最終更新日
- 2020年4月3日
重版情報
2刷 | 出来予定日: 2020-02-20 |
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自費出版での発行でしたが、好評なので弊社で増刷しました。 |
紹介
隅波満子さん(82歳・2020年1月現在)は7歳のときに、父親が猟銃で自殺するという衝撃的な体験をされました。その後、父親の遺言で遠縁の男の子が一緒に暮らすようになり、中学卒業後2日でその子と結婚式をあげるなど、波瀾万丈の人生を歩まれています。しかし、隅さんが人生のなかで一番辛かったのは、背の高さをからかわれ続けた中学時代で、「死にたい」とまで思ったそうです。それでも、その後、背の高さを生かした社交ダンスなどを楽しみ、「生きていてよかった、いい人生だった」と振り返ります。
つらいことの後には、いいことがある
貧乏の後には豊かさがある
悲しみの後には、楽しさがある
不便のあとには便利がある
―――――(本文81ページより)―
というメッセージは、80代の隅さんがおっしゃるからこその説得力があります。
目次
ある日、父が自殺した
なぜ父は死を選んだのか
喜びのセーラー服が喪服に
生きるための母の死闘
知らない男の子がいきなり家族に
晃ちゃんが「ほぼらをふった」
中学までは往復二十キロ
「電信棒」といじめられ…
中学卒業から二日で結婚式
新婚は妊娠ではじまる
いじめに負けるな
苦労の連続だった母の人生
あっぱれ! 二十五歳の「助産父」
小さいが眺め抜群のマイホーム
「背の高さ」が生きた社交ダンス
三十八歳でおばあちゃんに
五十年連れ添った夫との別れ
猫が畑仕事の相棒
七十歳で歌舞伎を始める
さよなら、社交ダンス
相変わらずさみしい胸
責任。誰が? どこが?
平成から令和へ。骨折そして入院
いじめからの逆転人生 ―舞台を楽しむ―
川
母と私 三女・隅あき子
版元から一言
いじめを学校から完全に根絶するのが理想ですが、実際にはなかなか困難な面もあります。いじめられている子がこの本を読んで、少しでも将来への希望を感じて、今を生き延びる手助けになればと思っています。
著者は「いま苦しんでいる子供たちにも、辛抱すればやがていいことがあると伝えたい」と、自分の体験を自費出版で本にし、周南市内の小中学校(41校)に寄贈されました。
地元の新聞に大きく取り上げられたこともあって、本の在庫があっという間になくなり、弊社負担で増刷を決めました。最初はネットだけでの試験的な販売でしたが、増刷を機に、書店でも販売してみることにしました。
著者の志を生かし、本の売上金は、山口県内の小中学校への本書の寄贈に使わせていただきます。
上記内容は本書刊行時のものです。