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継ぐこと・伝えること 茂山あきら(著) - 松本工房
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継ぐこと・伝えること (ツグ コト ツタエル コト)

芸術
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発行:松本工房
四六判
312ページ
上製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-944055-70-8   COPY
ISBN 13
9784944055708   COPY
ISBN 10h
4-944055-70-6   COPY
ISBN 10
4944055706   COPY
出版者記号
944055   COPY
Cコード
C0074  
0:一般 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年7月1日
書店発売日
登録日
2016年9月10日
最終更新日
2023年11月11日
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紹介

様々な視点からの考究と多くの実演家の証言をもとに、伝統芸能の新たな可能性に迫る。

京都芸術センター開設当初より様々な伝統芸能・文化を紹介してきた基幹事業のひとつ「継ぐこと・伝えること」。
50回を迎えた記念として、その全記録を掲載すると共に、実演家や制作者、また研究者や創作者へのインタビューや対談を行い、2年をかけてついに一冊の書籍として刊行する。

目次

|座談|
茂山あきら×富永茂樹×長谷川真一|「継ぐこと」と「伝えること」

|インタビュー|
茂山千五郎|伝統を譲り渡す
曽和博朗+曽和尚靖|伝統を受け継ぐ
内田 樹|伝統文化に宿るもの

|対談|
市川右近×片山伸吾
尾上菊之丞×茂山逸平

|シンポジウム|
権藤芳一×茂山あきら×木ノ下裕一|武智鉄二の行ったこと
土田英生×太田耕人×ごまのはえ×茂山 茂|舞台芸術としての伝統芸能

|鼎談|
豊竹呂勢大夫×鶴澤藤蔵×吉田一輔

|訪問インタビュー|
櫻川雛山|デロレン祭文の白い声

|寄稿|
山極壽一|ゴリラが教えてくれた構えの継承
石橋義正| 伝統と現代
松田正隆| 明倫茶会のこと
松本茂章| 制作人材を育んできた「継ぐこと・伝えること」の試み
横山太郎| 伝統芸能はなぜそう呼ばれるか
前原和比古| 自問自答――ヴァーチャル・インタビュー
八木聖弥| 壬生狂言の伝承
稲賀繁美|「継ぐ」ことと「償い」と――伝統の喪失から喪失の伝統へ
富永茂樹|「継ぐこと・伝えること」と私
茂山あきら| 継ぐこと 伝えること五十回

|コラム|三者三様|きっかけ|
広瀬依子
濱崎加奈子
くまざわあかね

|コラム|三者三様|舞台前|
吉村古ゆう
若柳吉蔵
味方 玄

|京都芸術センター主催「継ぐこと・伝えること」|これまでの歩み|
公演一覧|チラシ一覧|京都創生座|伝統芸能ことはじめ|月イチ☆古典芸能シリーズ|素謡の会

|後記|
萩原麗子
槇田盤

著者プロフィール

茂山あきら  (

大蔵流狂言師。一九五二年、京都市生まれ。二世茂山千之丞の長男で、父及び祖父三世茂山千作に師事。三歳で『以呂波』のシテで初舞台。以降、『三番三』『釣狐』『花子』を披く。古典の狂言のみならず、新作狂言のプロデュース上演や、オペラや新劇、パフォーマンスなどの企画・構成・演出なども手がける。一九九二年、京都市芸術新人賞受賞、二〇一三年、京都府文化賞功労賞受賞。一九九九年から二〇〇一年まで京都芸術センター企画委員。

富永茂樹  (

京都大学人文科学研究所教授/京都芸術センター館長。一九五〇年、滋賀県生まれ。一九八〇年、京都大学大学院文学研究科修了。専門は知識社会学専攻。著書に『理性の使用│ひとはいかにして市民となるのか』(みすず書房)、『トクヴィル│現代へのまなざし 』(岩波新書)他。二〇〇九年より、京都芸術センター館長。

長谷川真一  (

京都新聞社 文化部記者

茂山千五郎  (

一九四五年、十二世茂山千五郎の長男として生まれる。一九四九年、『以呂波』のシテで初舞台。以後、『三番三』『釣狐』『花子』『狸腹鼓』を披く。一九八五年、京都市芸術新人賞受賞。一九九四年、十三世茂山千五郎を襲名する。二〇〇四年、京都府文化賞功労賞、二〇〇八年、京都市文化功労者、同年文化庁芸術祭大賞受賞。

曽和博朗  (

一九二五年、京都市生まれ。祖父の鼓堂、父の脩吉、能楽幸流小鼓方十六世宗家の幸祥光に師事。十歳で『小鍛冶』で初舞台。十三歳で『紅葉狩』で小鼓を初めて勤める。『檜垣』『姨捨』など最高奥義の曲を全て勤める。一九九八年、重要無形文化財 個人指定(人間国宝)。二〇〇三年、京都府文化賞特別功労賞など多数受賞。

曽和尚靖  (

一九七三年、京都市生まれ。一九八三年『小鍛冶』で初舞台。「プチ・鼓堂」と題して、能や古典芸能をおしゃれに身近に感じてもらうため各地でレクチャーイベントを開催。二〇〇九年、京都市芸術新人賞受賞。二〇一二年、第三十回京都府文化賞奨励賞受賞。「人間国宝 おじいちゃん曽和博朗九十歳お誕生日会」を企画中。

内田 樹  (

一九五〇年、東京生まれ。一九七五年、東京大学文学部仏文科卒業。一九八二年、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。同年、東京都立大学人文学部助手。一九九〇年、神戸女学院大学文学部総合文化学科助教授、一九九六年より教授。二〇一一年、定年退職。同年、神戸市東灘区に武道と哲学研究のための学塾凱風館を開設。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。

小林昌廣  (

情報科学芸術大学院大学教授。一九五九年、東京都生まれ。大阪大学大学院医学研究科博士課程単位取得。医療・哲学・芸術の三点から見た身体論を構築。専門は医療人類学、身体表現研究、表象文化論、古典芸能批評。古今亭志ん朝と同じ町内会であったのが自慢。主著に『病い論の現在形』(青弓社)『臨床する芸術学』(昭和堂)など多数。

広瀬依子  (

一九六六年、京都市生まれ。立命館大学卒業。一九八九年、雑誌『上方芸能』編集部入社。編集次長を経て二〇〇八年から編集長。古典から現代まで関西発の芸能文化を、誌面を通じて紹介している。国立文楽劇場文楽本公演プログラムの技芸員インタビュー欄を担当するほか、外部への寄稿も行う。NHKテキスト『日本の伝統芸能』(二〇〇七年度)の「文楽入門」を分担執筆。共著に『上方芸能事典』(岩波書店)。

濱崎加奈子  (

京都大学美学美術史学卒業。東京大学大学院表象文化論修了、学術博士。公益財団法人有斐斎「弘道館」館長。伝統文化プロデュース連代表。専修大学准教授。北野天満宮和歌撰者。著書に『ふろしき』(パイインターナショナル)、共著に『京の花街』(日本評論社)ほか。

くまざわ あかね  (

落語作家。一九七一年、大阪市生まれ。関西学院大学卒業後、小佐田定雄に弟子入り。二〇〇〇年、国立演芸場主催の大衆芸能脚本コンクールで優秀賞を受賞。二〇〇二年度大阪市咲くやこの花賞受賞。現在、NHKラジオ深夜便「上方落語を楽しむ」コーナー解説を担当。著書に、『落語的生活ことはじめ―大阪下町・昭和十年体験記』(平凡社)、『きもの噺』(ポプラ社)。

市川右近  (

歌舞伎俳優。日本舞踊飛鳥流家元の長男。一九七二年、『天一坊』一子忠右衛門で初舞台。一九七五年、三代目市川猿之助の部屋子となり、市川右近を名乗る。古典に限らず多彩な舞台で活躍し、オペラの演出やテレビ番組のナビゲーター等も務める。また「二十一世紀歌舞伎組」の中心としても研鑽を積む。二〇一〇年、師匠の家の芸『黒塚』に初挑戦、好評を得た。松尾芸能新人賞等受賞等多数。

片山伸吾  (

観世流能楽師。一九七二年、三歳の時、仕舞『鶴亀』にて初舞台。幼少より、父慶次郎及び人間国宝片山幽雪に稽古を受ける。能を始めとした古典芸能全般の勉強会「花習塾」を主宰し、「Noh-Live」や「紬の会」など様々な催しを企画する。二〇〇七年度京都府文化賞奨励賞、二〇一〇年、京都市芸術新人賞受賞。祖母は京舞井上流先代四世家元の故井上八千代(井上愛子)、現五世八千代はいとこにあたる。

尾上菊之丞  (

日本舞踊尾上流四代家元。一九七六年、尾上墨雪(二代目尾上菊之丞)の長男として生まれる。二〇一一年、尾上流四代家元を継承し三代目尾上菊之丞を襲名。二歳から父に師事し、五歳のとき『松の緑』で初舞台。一九九〇年、尾上青楓の名を許され、舞踊家として本格的に活動を開始。二〇一一年、尾上流四代家元を継承し三代目尾上菊之丞を襲名。歌舞伎俳優、能楽師など幅広いジャンルの芸能者とのコラボレーションに挑戦し、数多くの作品創りを手掛けている。二〇一〇年、舞踊批評家協会新人賞、二〇一二年、花柳壽應賞新人賞受賞。

茂山逸平  (

大蔵流狂言師。一九七九年、茂山眞吾(茂山七五三)の次男として生まれる。四歳のときに『業平餅』で初舞台。その後、『千歳』『三番三』『釣狐』『花子』を披く。二〇〇六年より、企画製作および出演を自分たちでおこなう「HANAgATA」を正邦、宗彦、茂、童司と共に主宰し、狂言の新たな魅力を発信している。また歌舞伎や能楽、落語など他の分野とも積極的に交流し、作品創作に取り組んでいる。二〇一〇年度京都市芸術新人賞受賞。

権藤芳一  (

古典芸能評論家。一九三〇年、京都生まれ。同志社大学文学部卒業。京都観世会事務所に三十年勤務しながら能、歌舞伎評論を書く。大阪学院大学国際学部助教授、二〇〇一年に定年退任。

木ノ下裕一  (

一九八五年、和歌山市生まれ。京都造形芸術大学大学院卒業。現在、武智歌舞伎についての博士論文執筆中。二〇〇六年より、古典演目上演の演出や監修を自らが行う「木ノ下歌舞伎」を旗揚げ。歴史的な文脈を踏まえた上で現行の歌舞伎にとらわれず新たな切り口から歌舞伎の演目を現代演劇として上演している。

土田英生  (

劇作家・演出家/MoNo代表。一九八九年「B級プラクティス」(現MoNo)結成。一九九〇年以降全作品の作・演出を担当する。『その鉄塔に男たちはいるという』(一九九八年)が第六回oMs戯曲賞大賞を受賞。『崩れた石垣、のぼる鮭たち』(二〇〇一年)、『チェーホフを待ちながら』(二〇〇九年)がそれぞれ第五十六回、第六十四回の芸術祭優秀賞を受賞。二〇〇三年文化庁の新進芸術家留学制度でロンドンに留学。テレビドラマ・映画脚本の執筆も多数。

太田耕人  (

演劇批評家・京都教育大学英文学科教授。シェイクスピアを初めとする英国ルネサンス演劇研究の一方、現代演劇の評論を「京都新聞」と「テアトロ」誌に連載。ほかにも不定期に「朝日新聞」、「シアターアーツ」に寄稿。著書に『シェイクスピアを学ぶ人のために』(分担執筆、世界思想社)、共訳書にジェイムソン『政治的無意識』(平凡社ライブラリー)、タプリン『ギリシア悲劇を上演する』(リブロポート)など。

ごまのはえ  (

大阪府生まれ。佛教大学在学中から演劇活動を始め、一九九九年に「ニットキャップシアター」を設立。自ら劇作・演出・俳優をつとめる。二〇〇四年に『愛のテール』で第十一回oMs戯曲賞大賞を、二〇〇五年に『ヒラカタ・ノート』で第十二回oMs戯曲賞特別賞を連続受賞。二〇〇七年に京都府立文化芸術会館の『競作・チェーホフ』で最優秀演出家賞を受賞。

茂山 茂  (

一九七五年十三世千五郎の次男として生まれる。一九七九年、小舞『柳の下』で初舞台。以後、『三番三』『釣狐』『花子』を披く。二〇〇六年より、企画製作から出演まで自分たちでおこなう「HANAgATA」を正邦、宗彦、逸平、童司と共に再開。狂言の魅力を普及するとともに、自らの芸を磨くことを目的としている。二〇一二年、京都府文化賞奨励賞受賞。

山極壽一  (

京都大学大学院理学研究科教授/人類学・霊長類学。一九五二年生まれ。京都大学理学部卒、同大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。カリソケ研究センター客員研究員、財団法人日本モンキーセンター・リサーチフェロー、京都大学霊長類研究所助手を経て現職。

豊竹呂勢大夫  (

一九六五年生まれ。一九七九年、四代鶴澤重造に師事。一九八四年、五代竹本南部大夫に入門、竹本南寿大夫と名乗る。一九八五年、五代豊竹呂大夫の門下となる。一九八八年、豊竹呂勢大夫と改名。二〇〇〇年、八代豊竹嶋大夫の門下となる。二〇〇〇年、咲くやこの花賞受賞。二〇〇三年、大阪舞台芸術賞奨励賞受賞。二〇〇四年、第二十三回国立劇場文楽賞文楽奨励賞受賞。

鶴澤藤蔵  (

一九六五年生まれ。一九七六年、十代竹澤弥七に入門、研究生となり、祖父の前名鶴澤清二郎を名乗る。一九七八年、鶴澤清治門下となる。一九八三年、文楽座で初舞台。二〇一一年、二代目鶴澤藤蔵を襲名。一九九七年、大阪舞台芸術賞奨励賞受賞。二〇〇三年、大阪文化祭賞奨励賞受賞。二〇〇四年、咲くやこの花賞受賞。二〇一二年、日本芸術院賞受賞。

吉田一輔  (

一九六九年生まれ。一九八三年、父、桐竹一暢に入門、桐竹一輔と名乗る。一九八五年、国立文楽劇場で初舞台。二〇〇四年、三代吉田簑助門下となり、吉田姓を名乗る。二〇〇五年、第三十三回文楽協会賞受賞。二〇〇七年、因協会奨励賞受賞。二〇〇九年、国立劇場文楽賞文楽奨励賞受賞。二〇一〇年、咲くやこの花賞、大阪文化祭賞奨励賞を受賞。

吉村古ゆう  (

一九八六年、吉村流四世家元・吉村雄輝の内弟子となり、一九九八年に師の亡くなるまでの十三年間、最後の内弟子として薫陶をうける。『都若衆万歳』『由縁の月』『雪』『珠取海士』『古道成寺』『座敷舞道成寺』などが代表的な演目。芸術選奨新人賞・京都府文化奨励賞・京都市芸術新人賞などを受賞。海外公演や国立韓国芸術大学舞踊院に招聘され上方舞を教授。現在は「心に染みるたおやかな舞」を目標に活動。

若柳吉蔵  (

若柳流五世宗家。二代若柳寿童の三男で京都に生まれる。一九八八年、流儀の由緒ある名跡、吉蔵を継ぎ、一九九八年、五世宗家を襲名した。古典や創作舞踊を手がける一方、近年は異流の若手との共演にも挑戦する。京都・宮川町で毎年、「京おどり」の振付、指導も担当している。京都市芸術新人賞・舞踊批評家協会新人賞・文化庁芸術祭新人賞・文化庁芸術祭優秀賞・松尾芸能賞舞踊新人賞受賞。

味方 玄  (

能楽観世流シテ方。一九六六年、能楽師・味方健の長男として生まれる。一九七一年、『鞍馬天狗』花見で初舞台。一九七八年、『猩々』で初シテを勤める。一九八六年、九世片山九郎右衛門師(現・幽雪 人間国宝)に内弟子入門、一九九一年、独立。翌年、独立披露能で『石橋』を一人で演じ、話題となる。以降、『猩々乱』『道成寺』など大曲に挑戦する一方で、NHK衛星放送「重低音スペシャル」に出演し能とシンセサイザーのジョイント、また「アルティ・ブヨウ・フェスティバル」ではモダンダンスとのデュエット出演と演出をするなど能楽の同時代性を追及している。「京都ビエンナーレ2003」では、新作能『待月』の製作にかかわる。二〇〇一年、京都市芸術新人賞、二〇〇四年、京都府文化賞奨励賞を受賞。二〇一四年、創作能『葛城』を演出しシテを演じる。

櫻川雛山  (

一九四一年、滋賀県八日市生まれ。幼少より江州八日市祭文音頭を習う。一九六九年、江州音頭 真鍮家一門 家元櫻川好玉を襲名。一九八一年、滋賀教区 弘誓寺で得度。一九八六年、総本山知恩寺にて伝宗伝戒。一九八七年、佛教大学文学部仏教科卒業 優秀論文賞を受ける。一九九二年、江州八日市祭文の大先萬寳院櫻川雛山を佛教大学四条センターにて襲名し、貝祭文宗家となる。一九九六年、総本山知恩院布教師、大峰山、大先達。二〇〇三年、真鍮家宗家 櫻川好文を襲名。

石橋義正  (

映像作家・演出家。一九六八年、京都生まれ。京都市立芸術大学大学院造形構想に在学中、英国王立芸術大学(rCA)映画科に交換留学。一九九八年に映画『狂わせたいの』が第八回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞受賞。二〇〇二年より製作を続けるテレビ番組『オー! マイキー』がベルリン映画祭に招待されるなど高い評価を得る。二〇一〇年には丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で大規模な個展を開催。二〇一二年には監督・脚本の長編映画『ミロクローゼ』(主演:山田孝之)が公開。また、ニューヨークMoMAやテートモダンなど国内外の美術館やホールで映像作品やライブパフォーマンスを発表してきている。

松田正隆  (

劇作家・演出家/マレビトの会代表。一九六二年、長崎県生まれ。一九九六年『海と日傘』で岸田國士戯曲賞、一九九七年『月の岬』で読売演劇大賞作品賞、一九九八年『夏の砂の上』で読売文学賞受賞。二〇〇三年より演劇の可能性を模索する集団「マレビトの会」を結成。主な作品に『cryptograph』(二〇〇七)、『声紋都市―父への手紙』(二〇〇九)、写真家笹岡啓子との共同作品『PArK CITY』(二〇〇九)、『HIrosHIMA-HAPCHeoN:二つの都市をめぐる展覧会』(二〇一〇)などがある。二〇〇五年「明倫茶会」席主。

松本茂章  (

静岡文化芸術大学文化政策学部教授。早稲田大学教育学部卒業後、読売新聞記者、支局長を経て同志社大学大学院総合政策科学研究科博士課程(後期課程)修了。博士(政策科学)。二〇〇六年四月から県立高知女子大学教授。二〇一一年四月から現職。日本文化政策学会理事、日本アートマネジメント学会関西部会長。単著に『芸術創造拠点と自治体文化政策 京都芸術センターの試み』(水曜社)、『官民協働の文化政策 人材・資金・場』(水曜社)。

横山太郎  (

跡見学園女子大学文学部現代文化表現学科准教授。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻にて博士号取得。同専攻表象文化論研究室助手、uTCP(共生のための国際哲学交流センター)研究員を経て現職。専門は能楽研究、身体をめぐる文化・思想研究。主な論文に「世阿弥発見│近代能楽史における吉田東伍『世阿弥十六部集』の意義について」「日本的身体論の形成│京都学派を中心に」「身体の近代│三世井上八千代と観世元滋」「世阿弥時代の舞の身体」等。

前原和比古  (

京都舞台製作所・京都創生座演出。一九五〇年生まれ。宮川町歌舞練場・南座・国内公立ホール等にて、日本舞踊、歌舞伎、人形浄瑠璃文楽、能・狂言、バレエ、オペラ、邦楽などの主任舞台技術員として従事する傍ら、日本画家・川面陵一画伯に付き舞台背景を学ぶ。また、日本舞踊狂言方・鈴木晋に付き狂言方の修行を積む。数多くの舞台で舞台監督を務めると同時に演出術を学ぶ。

八木聖弥  (

壬生大念佛講世話役/京都府立医科大学准教授。一九五八年、京都市生まれ。一九六六年、壬生大念佛講に加入する。二〇〇四年、京都市および京都市文化観光資源保護財団から伝統行事・芸能功労者として表彰を受ける。同年、壬生大念佛講世話役就任。壬生狂言に関する論文に「壬生狂言舞台の変遷」(『藝能史研究』一一六、一九九二年)など。

稲賀繁美  (

国際日本文化研究センター教授/総合研究大学院大学文化科学研究科科長。一九五七年、東京生まれ広島育ち。パリ第七大学新課程統一博士号。三重大学助教授を経て、現職。専攻は比較文学比較文化・文化交渉史。主要な著書に『絵画の臨界』『絵画の黄昏』『絵画の東方』(以上、名古屋大学出版会)、主要な編著に『伝統工藝再考・京のうちそと』(思文閣出版)、『東洋意識:夢想と現実とのあいだ』(ミネルヴァ書房)。澁澤クローデル賞、サントリー学芸賞、倫雅美術奨励賞、和辻文化賞など受賞。

萩原麗子  (編著

一九七七年、京都市生まれ。京都芸術センター プログラムディレクター。京都府立大学生活科学研究科住環境科学専攻修士課程修了。京都芸術センター アートコーディネーター、有限会社茂山狂言会を経て、二〇一一年より現職。伝統芸能の普及や未来を模索するプロジェクトの企画立案や制作を担う。

松本久木  (編著

一九七七年、大阪府堺市生まれ。松本工房代表。十代の頃から国内外の放浪と様々な業態の職に就いた後、二〇〇七年より出版・組版・グラフィックデザインを主軸とした活動を開始。文化・芸術・教育に関する領域の仕事を中心に活動。本書の装丁・組版及び版元を担当。京都芸術センター主催「継ぐこと・伝えること」では四十七回から五十回までのグラフィックデザインを担当した。河内音頭は耳の故郷。

槇田 盤  (

京都芸術センター通信「明倫art」編集長)。

上記内容は本書刊行時のものです。