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取引取次:
トランスビュー 書店(直)
トランスビュー 八木 ト・日・他 書店
直接取引:なし
猫と鼠
原書: Katz und Maus
B6変形判
縦174mm
横120mm
厚さ15mm
248ページ
並製
定価
2,400円+税
- 初版年月日
- 2025年5月10日
- 発売予定日
- 2025年5月1日
- 登録日
- 2025年2月26日
- 最終更新日
- 2025年4月15日
紹介
第二次世界大戦の暗い影を落とす、バルト海に面した港町で暮らす少年たちの生き生きとしつつも、ちょっといびつな日常の物語。主人公と友人のマールケたちは沈没したポーランドの掃海艇に潜り、いろいろなものを引き上げてくる日々を送っていたが、やがて軍隊に加わり、戦争に関わっていくことに。
戦後の世界文学の最も偉大な作家の一人で、1999年ノーベル文学賞を受賞したギュンター・グラスの、初期を代表する「ダンツィヒ三部作」2作目の短編小説を刊行。「ダンツィヒ三部作」はグラスの故郷ダンツィヒを舞台にした、自伝的要素が強い3作品のことで、有名な『ブリキの太鼓』は1作目にあたる。
本書は1977年集英社発行を底本に復刊し、書き下ろしの解説を追録。
版元から一言
グラスの没後10年の今年(2025年)、秋には「ダンツィヒ三部作」3作目の『犬の年』も刊行予定。いまのドイツに、世界に、グラスだったら何を言うのだろうか。
上記内容は本書刊行時のものです。