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鍬谷 ト・日・他 書店
子どもの文化 書店(直)
直接取引:あり
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鍬谷書店扱いは返品随時(担当:熊谷)
ちいさい舟
発行:UEMON BOOKS
B5横判
縦188mm
横263mm
厚さ8mm
重さ 361g
32ページ
上製
価格
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年4月11日
- 書店発売日
- 2024年4月12日
- 登録日
- 2024年2月1日
- 最終更新日
- 2024年5月13日
書評掲載情報
2024-04-19 |
朝日新聞
朝刊 4月19日 京都版 評者: 西崎啓太朗 |
2024-04-16 |
京都新聞
夕刊 4月16日 評者: 行司千絵 |
2024-04-11 | 新文化 4月11日 |
2024-04-07 | 週刊 京都民報 第3122号 |
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紹介
「舟」の作品は、鉛筆やアクリル絵の具で描かれた絵画で、作者 熊谷誠の生まれ育った家の解体からインスピレーションを得たシリーズです。
この「舟」によって、これまで制作してきた「家」や「日の出」といった一連の作品をもあわせて、ひとつの物語を紡ぎだしました。
生家が解体される際、屋根裏から、一艘のちいさい舟があらわれました。
昔々、この辺りには大きな沼があったのです。ある年の大水で、家の半分が水に浸かったこともありました。ゆっくりと景色は変わり続け、気がつけば地形も暮らし方もずいぶんと変化してきました。
時々不意に現れる災害の痕跡と、当時の暮らしに思いをめぐらし、語り継がれる物語と忘れ去られる物語の続きにある今日をまた、生きようと思うのです。
版元から一言
京都市伏見区はその昔、巨椋池と周辺に大小の沼があり、日常的に舟が使用されていました。ちいさい舟は著者熊谷誠の生家の屋根裏から現れた舟がモチーフになっています。かつて大規模な水害に見舞われたこともあり、もしもの時のために、処分されずに何十年もの間、しまわれていたのでしょう。
今はもう、沼も舟もありませんが、絵本になって遠くへ漕いでいってもらいたいと思います。
UEMON BOOKSの初めての絵本をどうぞ、よろしくお願いします。
上記内容は本書刊行時のものです。