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原爆写真を追う 林 重男(著/文) - 図書出版みぎわ
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原爆写真を追う (ゲンバクシャシンヲオウ) 東方社カメラマン林重男とヒロシマ・ナガサキ (トウホウカメラマンハヤシシゲオトヒロシマナガサキ)

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四六判
308ページ
上製
価格 2,600円+税
ISBN
978-4-911029-01-5   COPY
ISBN 13
9784911029015   COPY
ISBN 10h
4-911029-01-3   COPY
ISBN 10
4911029013   COPY
出版者記号
911029   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年4月10日
書店発売日
登録日
2023年1月16日
最終更新日
2023年5月8日
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書評掲載情報

2023-05-06 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 大石芳野(写真家)
2023-04-13 北羽新報  朝刊
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紹介

広島と長崎を撮影したカメラマン、林重男。
原子野の荒野を写したパノラマ写真をはじめ、原爆投下直後の貴重な記録はいかにして撮られ、保存されたのか。彼が残した体験記に、平和運動にまい進した戦後の活動まで含めた詳細な解説を付す。150枚近くの写真を収録。

目次

第Ⅰ部 林重男『爆心地ヒロシマに入る―カメラマンは何を見たか』
 1 パノラマ写真
 2 広島を撮る
 3 裏側から見た戦争
 4 長崎を撮る
 5 原爆カメラマンたち
 6 写真が生んだ感動
 あとがき

第Ⅱ部 東方社カメラマン林重男とヒロシマ・ナガサキ 井上祐子
 第1章 東方社入社まで
 第2章 東方社・文化社の沿革と業務
 第3章 東方社・文化社における林の業績
 第4章 ヒロシマとナガサキの撮影
 第5章 ヒロシマ・ナガサキ撮影以後
 第6章 「原爆カメラマン」と戦後の運動
 おわりに

版元から一言

林重男『爆心地ヒロシマに入る――カメラマンは何を見たか』(岩波書店、1992年初版)に、詳細な評伝と注を加えて再編集。原爆の被害を写真によって伝えるとともに、撮影した林重男の生涯についても紹介しています。

※本書は林重男『爆心地ヒロシマに入る――カメラマンは何を見たか』(岩波書店、1992年初版)に詳細な評伝と注を加えて再編集したものです。

※※みずき書林から版元変更となりました。

著者プロフィール

林 重男  (ハヤシ シゲオ)  (著/文

林重男(はやし・しげお)
1918年生まれ。写真家。東京写真専門学校(現東京工芸大学)卒。陸軍傘下の東方社で『FRONT』をはじめとする媒体のための写真を撮影。敗戦直後に文部省学術研究会議原子爆弾災害調査研究特別委員会に参加し、広島と長崎を撮影した。戦後は商業写真家のかたわら、「反核・写真運動」を結成するなど反戦平和活動を続けた。2002年9月1日没。

井上 祐子  (イノウエ ユウコ)  (著/文

井上祐子(いのうえゆうこ)
1963年生れ。立命館大学国際関係研究科前期博士課程修了。現在、公益財団法人政治経済研究所主任研究員、同志社大学人文科学研究所嘱託研究員(社外)。専門は近現代日本の視覚メディア史。著書に『戦時グラフ雑誌の宣伝戦―十五年戦争下の「日本」イメージ』(青弓社、2009年)、『日清・日露戦争と写真報道―戦場を駆ける写真師たち』(吉川弘文館、2012年)、『秘蔵写真200枚でたどるアジア・太平洋戦争―東方社が写した日本と大東亜共栄圏』(みずき書林、2018年)、共編著に山辺昌彦・井上祐子編『東京復興写真集1945~46―文化社がみた焼跡からの再起』(勉誠出版、2016年)、論文に「写真家濱谷浩のグラフ・キャンペーン―一九五〇年代総合雑誌グラビア頁の試み」(赤澤史朗・北河賢三・黒川みどり編『戦後知識人と民衆観』影書房、2014年)、「文化社撮影写真の特質と意義―敗戦直後の写真とその利用をめぐって」(『政経研究』第106号、2016年6月)、「『婦人民主新聞』に見る戦争観と戦争体験記-敗戦から一九六〇年代まで」(北河賢三・黒川みどり編『戦中・戦後の経験と戦後思想 一九三〇-一九六〇年代』現代史料出版、2020年)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。