書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
詩誌『詩学』の世界/初期『詩学』復刻版
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2025年1月31日
- 書店発売日
- 2025年2月14日
- 登録日
- 2024年10月2日
- 最終更新日
- 2025年9月16日
紹介
「詩壇の公器」、その全貌を本書で。
「詩壇の公器」、「新しき詩人の培養基」、「詩の研究機関」といった役割を自らに課した『詩学』は、既成詩人たちに加え、荒地派グループなど戦後詩の有力グループをまきこみながら、「詩学研究会」において谷川俊太郎、茨木のり子ら『櫂』の詩人たちなど、数々の新人を育てていった文字通り戦後詩壇の中心とも言える存在であった。日本近代詩との接続を明確に意識しながら2007年まで約60年の道のりを歩んだ『詩学』は、創刊初期の4号を除き、現在2000年までのバックナンバーが国立国会図書館のデジタルコレクションにて公開されている。
本書は『詩学』創刊から1970年までを中心にした解説とともに、創刊初期の4号を復刻が収録されている。戦後詩への入口として、ここに刊行する。
目次
解説目次
1 近代詩史との接続
2 マチネ・ポエティク
3 同時代詩人評
4 詩学研究会
5 谷川俊太郎という存在
6 鮎川信夫の先見性
7 昭和三〇年の入り口
8 詩劇の流行
9 『死の灰詩集』論争
10 戦後一〇年と「詩壇の公器」
11 吉本隆明と大岡信
12 「櫂」の解散
13 H氏賞事件
14 「六〇年代」の幕開け
15 藤森安和らの登場
16 二十代、三十代、そして先達たち
17 伊達得夫の急逝と詩学社の詩書出版
18 放送詩劇
19 特集と「荒地」
20 オリンピック、そして、詩学
21 『現代詩手帖』創刊、その後
前書きなど
『詩学』は、敗戦後から平成に至る六〇年(昭22・8~平19・9)の長きにわたって月刊詩誌として刊行された。編集人のひとり城左門は、創刊号の「編輯後記」において「『詩学』の目的」を、「詩壇の公器的存在たらしめようとする」、「広く文学的総合誌たらんとする野心抱負」、「詩精神を以て貫かれた総合誌」、「他面の導入に依つて詩それ自体を培はうとする」と述べた。これらは、前身誌である城らの詩誌『ゆうとぴあ』(昭21・9~22・5)においても共有されていた志であった
上記内容は本書刊行時のものです。
