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湖まで 大崎清夏(著) - palmbooks
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湖まで (ミズウミマデ)

文芸
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四六変型判
縦188mm 横116mm
160ページ
定価 2,000 円+税   2,200 円(税込)
ISBN
978-4-910976-05-1   COPY
ISBN 13
9784910976051   COPY
ISBN 10h
4-910976-05-1   COPY
ISBN 10
4910976051   COPY
出版者記号
910976   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年5月15日
書店発売日
登録日
2025年4月14日
最終更新日
2025年4月15日
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書評掲載情報

2025-05-24 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 山崎ナオコーラ(作家)
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紹介

歩いていった先に大きな水の塊があることは安心だった。
海でも川でも湖でも。

いまを生き、いまを描く詩人による
詩と散文のさきに見出された光り溢れる
初めての書き下ろし連作小説集。

ひとと出会い、土地に触れ、わたしはわたしになっていく。
みずからの世界の扉をひらく全5篇。

*
出会った日が記念日になるほどの特別な出会いが、人生に何度あるだろう。

けれどもいまの私は、記念日の日付や出会いの瞬間のドラマよりもっと別のものに憧れている。それはもっと連綿と伸びて続いてゆく何か、日付では数えたり示したりできない、コーヒーの湯気とか、使い古した毛布のやわらかさとか、夜眠る前にひらく本のページが浮ついてつくる影とか、そういうものを共有することのほうに宿る何かだ。

目次

湖畔に暮らす
眼鏡のバレリーナのために
次の足を出すところ
みなみのかんむり座の発見
二〇二四年十一月三日

著者プロフィール

大崎清夏  (オオサキサヤカ)  (

2011年、第一詩集『地面』刊行。『指差すことができない』で第19回中原中也賞受賞。詩集に『暗闇に手をひらく』『踊る自由』『新しい住みか』、その他の著書に『私運転日記』『目をあけてごらん、離陸するから』などがある。協働制作の仕事に、奥能登国際芸術祭「さいはての朗読劇」(22、23年)の脚本・作詞、舞台『未来少年コナン』(24年)の劇中歌歌詞、オペラ『ローエングリン』(24年)の日本語訳修辞、ダンスパフォーマンス『渋谷への手紙 ~LOVE HATE SHOW ~』(25年)の共同構成・語りなど多数。2025年春、山の暮らしをゆるゆると開始。

上記内容は本書刊行時のものです。