書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
取引情報
長い間
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年4月27日
- 書店発売日
- 2023年4月27日
- 登録日
- 2023年1月23日
- 最終更新日
- 2023年4月29日
書評掲載情報
2023-06-10 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
MORE | |
LESS |
紹介
金川晋吾写真集第二弾。2016年刊行の写真集『father』では、失踪を続ける父親を被写体に、「ひとのわからなさ」を写真と日記で表現しました。今回の『長い間』では、伯母・静江さんとの関係を描きます。2010年、二十数年ぶりに病院で再会するところから始まります。それまで会話した記憶もありませんでした。過去を共有することもなく、「今ここでしかない」静江さんとの関係は10年間続いていきます。写真46点と日記で構成。六本木クロッシング2022(森美術館)に出展。
目次
写真 46点
日記 36ページ(2010.6.16~2020.1.21)
版元から一言
金川晋吾は写真家としての才能も持ちながら、言葉でも最近注目を集めています。この伯母・静江さんとの関係を描いた「長い間」は、私小説とも読んでも楽しめる写真集です。
写真とテキストは、時に触れ合い、時に離れ、非常に繊細なバランスによって成り立っています。数多ある凡庸な写真集のように、相互が補い合ってひとつのイメージを築くようなものとは一線を画します。手にとって何度も読み、何度も写真を眺めいると、その意味がわかると思います。
デザインは、デザイナーでありフェミニストでもある宮越里子に依頼しました。自由奔放に生きてきた静江さんには、ある意味「不良」です。「不良に祝福を」というテーマも、デザインのテーマのひとつにもなっています。手書きのタイトルでエンボス加工。手に取りたくなる装丁に仕上がりました。
関連リンク
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%B7%9D%E6%99%8B%E5%90%BE
http://kanagawashingo.com/
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/roppongicrossing2022/
上記内容は本書刊行時のものです。