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在庫あり
取引情報
取引取次:
トランスビュー 書店(直)
トランスビュー 八木 ト・日・他 書店
直接取引:なし
さよならデパート
発行:スコップ出版
B6判
縦182mm
横128mm
厚さ16mm
重さ 328g
304ページ
並製
定価
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年4月27日
- 書店発売日
- 2022年4月27日
- 登録日
- 2022年3月11日
- 最終更新日
- 2022年5月1日
書評掲載情報
2022-09-06 |
週刊朝日
9月16日号 評者: 八文字屋商品部 鳥谷部昭子 |
2022-07-20 |
山形新聞
朝刊 評者: 高橋義夫 |
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重版情報
2刷 | 出来予定日: 2022-06-21 |
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好評につき第2刷出荷中です |
紹介
「うそだよね。大沼がなくなるなんて」
2020年1月27日、山形の老舗デパート「大沼」が突然、自己破産を発表した。
約200人の従業員は即日解雇。「全国初の百貨店ゼロ県」とも報じられた。
本書では、大沼の生きた320年をたどりながら、繁栄と終焉の内側を描く。
著者は山形で事業を営み、大沼デパートとも取引をしていた。
取材に応じたのは、破産を決定した社長や解雇された従業員、ライバル店の幹部など。
さまざまな関係者の証言と、膨大な資料で構成したノンフィクション・ストーリー。
目次
<目次と概要>
開戦:「商い」という戦いの始まり
全滅:明治維新の皮肉
鬼:嫌われた英雄
黒い雲:光明としての勧工場
花が咲く:日露戦争に散った者たち
炎上:街がみんな燃える
成る:待望のデパート誕生
挫折:のしかかる太平洋戦争
双頭:2大デパート「大沼」「丸久」
旅せよ日本:観光ブームの裏側
摩擦:中小商店との軋轢
新興:駅前の覚醒
激突:スーパーマーケット来襲
事件:大型店戦争
灰から灰へ:大沼デパートの焼失
炎は消える:昭和に消えた男たち
脱落:平成の大穴
家族:震災の宣告
さよならデパート:老舗看板の崩落
日曜日:今日、全て終わる
版元から一言
山形在住の強みを生かし、長大な時間を取材と調査に投入して仕上げた1冊です。
また、ライバル店「丸久」「十字屋」「藤崎」や、スーパーマーケット「ダイエー」「ジャスコ」「ニチイ」との攻防も詳しく描いています。
上記内容は本書刊行時のものです。