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「日常を取り戻すために必要なこと」 倉持仁(著) - 泉町書房
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「日常を取り戻すために必要なこと」 (ニチジョウヲトリモドスタメニヒツヨウナコト) コロナ2万人診断、闘う臨床医の提言 「倉持仁のコロナ戦記2」 (コロナニマンニンシンダン タタカウリンショウイノテイゲン クラモチジンノコロナセンキツー)

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発行:泉町書房
四六判
縦188mm 横130mm 厚さ18mm
重さ 20g
224ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-910457-04-8   COPY
ISBN 13
9784910457048   COPY
ISBN 10h
4-910457-04-6   COPY
ISBN 10
4910457046   COPY
出版者記号
910457   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年11月10日
書店発売日
登録日
2022年10月25日
最終更新日
2022年11月26日
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書評掲載情報

2023-01-05 夕刊フジ
評者: 田幸和歌子
2022-12-20 文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」
評者: 大竹まこと
2022-12-20 文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」
評者: 大竹まこと
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紹介

もういいかげんに「当たり前」の医療体制を構築して、コロナ前の日常を取り戻そう!
コロナ患者2万人を診断してきた著者が、そのための方策を提言する。
感染者、死亡者とも最多を記録したコロナ第7波を経て政府は、中学生以上、64歳以下は医療機関に来るなという、医療を「制限」する最悪の政策を打ち出した。
安心して社会経済を動かすためには、いつでも医療機関にかかれる体制がないと難しいと訴える著者は、政府に代わって自前で医療を体制を増強し、早期検査して早期治療できる医療を貫いてきた。
命を守るために、医療現場で闘ってきた医師が、日本政府の間違い続けてきた政策を正す。

目次

序章 政府の「Withコロナに向けた政策の考え方」が危険すぎる
第1章 オミクロン株の脅威 なぜ子供や若者も亡くなっていったのか
第2章 第7波への備える 第3章 第7波、最大の危機 切り捨てられる患者を救った最新検査と遠隔診療 第4章、第5章「安心できる日常を取り戻すために必要なこと」
〇PCR検査で確実にコロナとインフルを区別する〇抗原検査では陽性者を見逃して高齢者と子供に感染させる〇コロナ診療をする医療機関を増やす方法〇早期検査と早期治療で重症化させない〇重症化の基準が間違っている〇コロナ対策の地方丸投げをやめよ〇コロナ診療のための法整備を〇2類5類問題について〇コロナを診療しない医師会はいらない!
終章 医療制度が壊されたままでいいのか
「自宅放置死遺族会」共同代表・高田かおりさんとの対話

前書きなど

一人ひとりの命を救うために全力を尽くす。これは医療者としては当たり前のことです。いまの政治家や官僚、専門家といった人々はこれを理想論ととらえているようですが、コロナ治療に関しては、もうやる気になれば達成できることでもあります。
政府は第7波までの経験を生かさず、当たり前の医療を省いて日常を取り戻そうとしています。国民の命を危険にさらす政策は次の波がくるまでに改善しなければなりません。
そのためにも、私が医療現場の最前線で得てきた知見を、この本でご紹介したいと思います。私の経験を元にした提言をここに記すことは、新たなコロナの変異株や別の新しい感染症が繰り返し人類を襲ってきても、国民の命を守りながら以前と変わらないように社会経済を動かす手助けになると思います。
ぜひ、皆様にはこの本を読んで、国民一人ひとりが今後の医療や日本社会の在り方を考えていただければと存じます。
第1章から第3章まではオミクロン第6波、第7波の医療現場で経験してきたこと、その経験を踏まえて第4章と第5章では当たり前の医療体制を構築するための提言を記しています。
巻末には、医療を受けられずに自宅で亡くなった弟の遺族で「自宅放置死遺族会」共同代表を務める高田かおりさんとの対談も掲載しています。治るはずの新型コロナウイルス感染症で命を落とすとはどういうことかなのか、遺族の無念が伝わってくる対話です。
相変わらず大事な薬や医療機器が足りなくなる状況が続いています。あらゆる面でグダグダになっているコロナ医療ですが、私はここから衰退しつつある日本のものづくりの実態も見てきました。
できるはずのことができないのには理由があります。そこを改善していくには、越えるべき高いハードルもあるでしょう。この本では、医療の立場から法律的なことにも踏み込んでいますが、さまざまなジャンルの専門的な知見が必要になると思います。
それぞれの立場で責任を果たすことで、もういいかげん、新たな波が来るたびに犠牲者を増やすことはやめにしましょう。

版元から一言

当たり前のことが当たり前にできなくなっている日本政治。それを正すには現場の声を聞くしかない。 
著者はコロナ患者2万人を診断し、早期検査して早期治療をできる医療を貫いてきた臨床医。
医療現場の知見を活かし、もういいかげんに「当たり前」の医療を構築し、コロナ前の日常を取り戻そう!
そのための方策を提言する。

著者プロフィール

倉持仁  (クラモチジン)  (

1972年栃木県宇都宮市生まれ。宇都宮高校を経て東京医科歯科大学、同大学院卒業。 東京医科歯科大学医学部付属病院呼吸器内科などを経て、2015年9月インターパーク倉持呼吸器内科院長。2020年5月民間検査会社にPCR検査委託開始。同年6月東京医科歯科大学との共同研究によりコロナウイルス抗体検査。同年8月コロナ発熱外来サポートデスク、9月コロナ感染者フォローアップ外来を立ち上げ、11月国立遺伝学研究所川上浩一教授と研究協力を開始。2021年PCRセンター宇都宮稼動。2月コロナ入院病床開設。8月コロナ外来病床開設。9月コロナ重症病床開設。2022年3月参議院予算委員会公述人。7月全国対象の遠隔診療開始。10月東京医科歯科大学客員教授就任

上記内容は本書刊行時のものです。