版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
夢を見る 石原 燃(著) - アジュマ
.
詳細画像 0 詳細画像 1 詳細画像 2 詳細画像 3
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
トランスビュー     書店(直)
トランスビュー     八木     ト・日・他     書店
直接取引:あり(トランスビュー扱い)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

夢を見る (ユメヲミル) 性をめぐる三つの物語 (セイヲメグルミッツノモノガタリ)

文芸
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:アジュマ
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ22mm
重さ 304g
304ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-910276-05-2   COPY
ISBN 13
9784910276052   COPY
ISBN 10h
4-910276-05-X   COPY
ISBN 10
491027605X   COPY
出版者記号
910276   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年3月30日
書店発売日
登録日
2022年1月18日
最終更新日
2023年2月14日
このエントリーをはてなブックマークに追加

受賞情報

本書収録作品『彼女たちの断片』2023年第67回岸田國士戯曲賞最終候補作ノミネート

書評掲載情報

2022-08-05 ふぇみん    8月5日号/3327号
2022-04-22 週刊金曜日  2022年4月22日号/1374号
評者: 太田明日香
MORE
LESS

紹介

収録作品『彼女たちの断片』が2023年第67回岸田國士戯曲賞の最終候補作にノミネート!

初の小説『赤い砂を蹴る』が第163回芥川賞候補となった劇作家石原燃による待望の性をめぐる3つの物語。2022年3月上演の新作『彼女たちの断片』を初収録し、元「慰安婦」の女性を描き話題となった『夢を見る』、男性の性暴力被害者を描いた『蘇る魚たち』を収録。

1「夢を見る」
1971年の暮れ、電車への飛び込み自殺を見る野次馬のなかで、「私」はヘルに出会った。ヘルは言った。「私は将校さん専門の「慰安婦」だったんだ。」その日から、「私」はヘルの元に通い始めた。「歴史」の暴虐に踏みにじられ、それでも生き、自分と、自分の「場所」を取り戻し、守ろうとする女と、彼女を取り巻くどうしようもない世界、そして、そこに居るしかない「私たち」の物語。

2 「蘇る魚たち」
特班記者のコースケは、ベランダに金魚を飼っている。ノゾミの影響だ。ある日、コースケが勤める編集部に子どもの頃、ノゾミの父親から性暴力を受けたという男性がやってくる。甦る過去の記憶。ノゾミとともに過去に立ち向かおうとするコースケに、弟のリオはリスクを問う。妨害。迷い。そして次第に、彼らは空中分解してゆく…。

3 「彼女たちの断片」
ある夜、広告デザイナーの晶と、その母で、仏語翻訳者の葉子が暮らす家に女たちが集まっていた。大学生の多部が妊娠し、中絶に付き添うことになったのだ。晶とともにデザイン事務所を経営する天野と、その娘のみちる。デザイン事務所の後輩である涼。そして、葉子の友だちのまゆみ。女たちに見守られ、海外の支援団体から手に入れた中絶薬を多部が飲む。女たちは語り合う。歴史について。政治について。それぞれの経験について。その言葉は、互いに響き合い、いつしか社会そのものを映し出していく。

目次

「夢を見る」
1971年の暮れ、電車への飛び込み自殺を見る野次馬のなかで、「私」はヘルに出会った。ヘルは言った。「私は将校さん専門の「慰安婦」だったんだ。」その日から、「私」はヘルの元に通い始めた。「歴史」の暴虐に踏みにじられ、それでも生き、自分と、自分の「場所」を取り戻し、守ろうとする女と、彼女を取り巻くどうしようもない世界、そして、そこに居るしかない「私たち」の物語。

「蘇る魚たち」
特班記者のコースケは、ベランダに金魚を飼っている。ノゾミの影響だ。ある日、コースケが勤める編集部に子どもの頃、ノゾミの父親から性暴力を受けたという男性がやってくる。甦る過去の記憶。ノゾミとともに過去に立ち向かおうとするコースケに、弟のリオはリスクを問う。妨害。迷い。そして次第に、彼らは空中分解してゆく…。

「彼女たちの断片」
ある夜、広告デザイナーの晶と、その母で、仏語翻訳者の葉子が暮らす家に女たちが集まっていた。大学生の多部が妊娠し、中絶に付き添うことになったのだ。晶とともにデザイン事務所を経営する天野と、その娘のみちる。デザイン事務所の後輩である涼。そして、葉子の友だちのまゆみ。女たちに見守られ、海外の支援団体から手に入れた中絶薬を多部が飲む。女たちは語り合う。歴史について。政治について。それぞれの経験について。その言葉は、互いに響き合い、いつしか社会そのものを映し出していく。

著者プロフィール

石原 燃  (イシハラ ネン)  (

劇作家。小説家。東京生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業。2007年より戯曲を書き始め、書き下ろしの依頼を受けるようになる。2011年の夏に大阪に移住し、演劇ユニット燈座(あかりざ)を立ち上げる。2016年に東京に戻り、現在はフリーで活動している。

2010年、日本の植民地時代の台湾を描いた『フォルモサ!』が劇団大阪創立40周年の戯曲賞にて大賞を受賞。2011年には原発事故直後の東京を描いた短編『はっさく』がNYの演劇人が立ち上げたチャリティー企画「震災 SHINSAI:Thester for Japan」で取り上げられ、2012年3月11日に全米で上演された。その他の主な戯曲作品に、義足を盗まれる事件に遭遇した母娘を描いた『人の香り』、NHK番組改編事件を扱った『白い花を隠す』などがある。

2020年、自身初の小説『赤い砂を蹴る』が出版され、第163回芥川賞候補となった。

戯曲
短編『はるか』
初演:2010年 ユニットえりすぐり(渡辺えり主宰)第1回公演「乙女の祈り」にて
掲載:「せりふの時代」Vol.56/2010夏号

『笑うハチドリ』
初演:2010年 ユニットえりすぐり(渡辺えり主宰)第2回公演にて

『フォルモサ!』 劇団大阪40周年記念戯曲公募 大賞
初演:2011年 劇団大阪 第69回本公演にて

短編『はっさく』
初演:2011年 Pカンパニー番外公演その2「岸田國士的なるものをめぐって」にて
掲載:「テアトロ」2011年10月号
※抜粋版が英訳

『父を葬る』 第24回テアトロ新人戯曲賞 佳作
初演:2012年 マルハンクラブ(半海一晃主宰)番外公演にて
掲載:「テアトロ」2011年10月号

『人の香り』 第18回劇作家協会新人戯曲賞 最終候補
初演:2013年 燈座 旗揚げ公演にて
掲載:「優秀新人戯曲集2013」劇作家協会編

『沈黙』 第22回OMS戯曲賞 最終候補
初演:2014年 Pカンパニー第14回公演シリーズ罪と罰 CASE-1にて
掲載:「テアトロ」2014年11月号

『夢を見る』 第23回OMS戯曲賞 最終候補
初演:2015年 燈座×占部、勝手に巣づくり企画 @SPACE 梟門オープン予定地にて

『界境に踊る』
初演:2015年 燈座×虚空旅団 協力公演にて

『白い花を隠す』 第25回読売演劇大賞優秀演出家賞(演出:小笠原響)
初演:2017年 Pカンパニー第19回公演シリーズ罪と罰 CASE-3にて
掲載:「テアトロ」2017年5月号

『花樟の女』
初演:2021年 Pカンパニー第32回公演シリーズ罪と罰 CASE-9にて
掲載:「悲劇・喜劇」2021年3月号

『蘇る魚たち』
初演:2021年 O企画 1st stage

『彼女たちの断片』
初演:2022年 TEE東京演劇アンサンブル劇団公演にて

小説
『赤い砂を蹴る』 第163回芥川賞候補
初掲載:文學界2020年6月号
出版元:文藝春秋

『スピルカと墓』月刊・掌編小説
初掲載:東京新聞2021年1月31日

上記内容は本書刊行時のものです。