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在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
八木
直接取引:
なし
木簡学入門
4-6
縦188mm
横130mm
厚さ18mm
重さ 310g
320ページ
定価
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年11月27日
- 書店発売日
- 2020年11月26日
- 登録日
- 2020年9月1日
- 最終更新日
- 2023年3月9日
紹介
地下から陸続と立ち現れる簡牘帛書等の出土文字史料は、いまや中国古代史を研究するうえで避けて通れないものとなった。
まとまった簡牘の獲得は20世紀初頭に始まるが、その研究が本格的に開始され、「木簡学」が提唱されるのは1974年といささか遅れてのことであった。
著者は日本における漢簡研究の揺籃時代より、急逝するまでの半世紀にわたり「木簡学」分野におけるトップランナーのひとりであった。
その著者が初学者に向けて著した本書もまた、初刊より40年を経てなお朽ちぬ魅力をたたえた、「木簡学」の基本書である。
目次
まえがき
第一章 木簡学への誘ない
第二章 木簡とは何か ――その形と名称――
第三章 フィールドの木簡と墓中の木簡
1.フィールドの木簡
2.墓から出土する木簡 一 ――書籍――
3.墓から出土する木簡 二 ――遣策――
第四章 対匈奴防衛線の展開 ――シルク・ロードの探検と木簡――
第五章 カレンダー ――月と日と時と――
第六章 北方官吏の世界 ――文官と武官――
第七章 スクランブル ――騎士と戍卒――
第八章 前線での刃傷沙汰 ――さまざまな事件やトラブル――
第九章 冥土へのパスポート
第十章 文書政治と帳簿の査察
第十一章 木簡学の華 ――冊書の復元――
第十二章 書きつぶしと削り屑
あとがき
解説 荊木美行
大庭先生の思い出 吉村昌之
上記内容は本書刊行時のものです。