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音楽のような本がつくりたい 木村 元(著) - 木立の文庫
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音楽のような本がつくりたい (オンガクノヨウナ ホンガ ツクリタイ) 編集者は何に耳をすましているのか (ヘンシュウシャハ ナニニ ミミヲスマシテイルノカ)

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発行:木立の文庫
四六変形判
縦190mm 横120mm 厚さ20mm
184ページ
上製
価格 2,200円+税
ISBN
978-4-909862-20-4   COPY
ISBN 13
9784909862204   COPY
ISBN 10h
4-909862-20-X   COPY
ISBN 10
490986220X   COPY
出版者記号
909862   COPY
Cコード
C1073  
1:教養 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年12月20日
書店発売日
登録日
2021年8月20日
最終更新日
2022年1月19日
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書評掲載情報

2022-04-01 BRAIN  4月号
2022-03-01 dancyu
評者: 梨木香歩
2022-03-01 MOSTLY CLASSIC(モーストリー・クラシック)  3月号
2022-03-01 サウンド&レコーディング・マガジン  3月号
2022-01-27 読売新聞  夕刊
2022-01-22 朝日新聞    朝刊
評者: 鷲田清一(折々のことば:2270)
2022-01-18 文化通信
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紹介

「音楽のような」本とは? 
それは「コトバにならないハートを伝える」書物とでも云いましょうか…。
情報の伝達や蓄積には不向きな「紙の本」を介しての創り手/読み手の交歓
それをあらためて見つめ、問いかけるのが本書です。

好評重版『音楽が本になるとき』の端正でつつましやかなテイストを保ちつつ
今回のエッセイ集には、社会への眼差・哲学的な思索が染みわたり、
加えて「書物」愛や、「企画・編集」にかける情熱、そして「出版」への開けた視座
――そんなアクティブな語りがほとばしり出、読む者の胸に迫ります。

目次

  序奏 上製本と文庫のどちらが偉い?

《ものをつくる ということ》
01 本棚と本棚のあいだ 
02 農夫と一冊の本 
03 日本語はカッコわるい?
04 名前の共同体
05 音楽は肯定する 

  間奏 Music matters.

《語られざる言葉に 耳をすます》
06 会議は長いほうがいい 
07 音楽のリハビリテーション 
08 好みと価値判断 
09 作品の偶然と出会いの必然と 
10 ベートーヴェンと「意志の音楽」 

  終奏 音楽は墓である

  そして本は音楽となる―あとがきにかえて 

前書きなど

 「音楽“についての”本でなく、音楽“のような”本を」
 会社を創業してから十四年が経ったいまも、そんな理想が実現できたかどうかはわからない。でも、その思いは年を経るごとに、いよいよ強くなっている。

 本書は、音楽書籍をつくる編集者として、音楽について、本について、折々の関心事にことよせて綴った13篇の文章を集成したものである。
 その意味で、2020年5月に出版した拙著『音楽が本になるとき』〔木立の文庫〕の続編ともいえるが、同書刊行の少し前から激しさをまし、1年数ヵ月が経ったいまなお出口の見えない状況の続く新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が、とうぜんのことながら本書にも影を落としている。
 コロナ禍はわたしたちの住む世界を一変させたが、もしかしたら、ずっと前から聞こえていた嵐の音が、誰かが窓を開けたことでいっきに激しくなり、意識に前景化されるように、耳をすましてさえいればもっと早く気づくことのできた変化だったかもしれない。
 音楽やスポーツをコンピュータやテレビの画面越しに観ることが推奨される世の中で、本はどのように読まれているのだろうか。人との接触を極端に減らすことが要請される時代に、わたしたちは読者のどんな思いをあらみ汲みとりながら、本をつくっていけばいいのだろうか――。

   ……   ……

 すべての書店がサイバースペースに置かれ、書店員がアルゴリズムで動くAIになり、本が完全にデジタル情報に置き換わってしまったとしても、いや、そんな時代が間近にせまっているいまだからこそ、たしかな体温をもつ読者の心に届き、かれらが自分自身の心の動きに耳をすますほどに、心が豊かな音楽に満たされる――そんな〈本〉をつくっていきたいという思いはいやますのかもしれない。

版元から一言

好評で増刷を重ねる前作『音楽が本になるとき』の
深くつつましやかなテイストを保ちつつ

今回の第2エッセイ集には
人・社会・世界を慈しむ眼差に満ちているのに加えて
「書物/書店」愛、「企画」にかける情熱、そして「パブリッシング」観……
――そんなアクティブな投げかけ胸に迫ります

著者プロフィール

木村 元  (キムラ ゲン)  (

●書籍編集者。株式会社アルテスパブリッシング代表。
●1964年、京都生まれ。精神病理学者の木村敏を父にもつ。

○滋賀県水口町~アルトルスハイム(西独ハイデルベルク近郊)~岐阜県高山市に暮らしたのち、小学校入学と同時に愛知県名古屋市に移住。中学時代にジョン・デンヴァーの音楽と出会い、作曲を志す。高校時代はクラブで合唱に打ち込むいっぽう、フュージョン・バンドでギターを担当。
○上智大学文学部哲学科に進学を機に東京に定住。大学で合唱活動を継続するかたわら、学外のバンドでヴォーカル、ギター、キーボードなどを担当。さまざまな音楽ジャンルの作曲・編曲を独学。

○1988年、株式会社音楽之友社に入社。一貫して音楽書籍の企画・編集に従事し、大中小の音楽辞典をはじめ、200点を超える音楽書籍を担当。会社員生活と並行してバンド活動、作曲活動を継続。コンピュータと多重録音機器をもちいて数多くの楽曲を制作。
○2007年、音楽之友社を退職。元同僚の鈴木茂とともに株式会社アルテスパブリッシングを創業し、共同で代表取締役に就任。以来、音楽書を中心に出版活動を展開。「音楽書と人文書を融合。独自ジャンル創出」(『新文化』2017年6月15日号)と評される。

●学校法人国立音楽大学評議員、桜美林大学リベラルアーツ学群非常勤講師。
●著書に『音楽が本になるとき──聴くこと・読むこと・語らうこと』〔木立の文庫、2020〕がある。

上記内容は本書刊行時のものです。