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エンカウンター・グループの新展開
自己理解を深め他者とつながるパーソンセンタード・アプローチ
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年7月30日
- 書店発売日
- 2020年8月20日
- 登録日
- 2020年6月16日
- 最終更新日
- 2020年8月26日
紹介
人と人が「会う」「逢う」「遭う」(=encounter)、これは社会・世界のアルファでありオメガでしょう。その醍醐味はオンラインの瞬間にも「リアル」に生きていて、リモートにつながる場面では尚のこと「今・ここ」の共有が欠かせないのではないでしょうか。――本書では、人と人のあいだが「疎」になりがちな現代にあって、こころのケア/対人援助のシーンで、また社会(家庭や地域や職場ほか)や世界の諸側面で、根底となる“何をおいても人こそが大切”のスピリットを見つめなおし、それを現実に活かす術を探ります。
目次
まえがき
学びの書――考え方と実践(ヨコ組み)
第I部 エンカウンター・グループとは何か?
第1章 エンカウンター・グループの概要とこれまで
第2章 エンカウンター・グループの構造とプロセス
第3章 エンカウンター・グループの今日的意義と適用
第4章 エンカウンター・グループと他のアプローチ
第5章 エンカウンター・グループの研究法と研究動向
第II部 エンカウンター・グループの多様な展開
第1章 エンカウンター・グループの諸側面
第2章 さまざまなエンカウンター・グループ
第3章 トレーニングとしてのエンカウンター・グループ
第4章 現代社会とエンカウンター・グループ
出会いの書――対話とメッセージ(タテ組み)
第III部 エンカウンター・グループの未来を拓く
――学会賞受賞記念シンポジウムから
はじめに
シンポジスト 1 人間関係研究会は、生きるエネルギーでした
シンポジスト 2 時代とエンカウンター・グループ、そして変わらぬもの
シンポジスト 3 エンカウンター・グループのこれからについて考える
指定討論 人間関係研究会の歩み五十年に寄せて
まとめ 次代への継承を期して
総括討論 エンカウンター・グループのフロンティアを探る
第IV部 一人ひとりの物語
――パーソンセンタード・アプローチの声をつむぐ
人間関係研究会50年の歩み
あとがき
版元から一言
本書は「人間関係研究会」50周年を記念して、パーソンセンタード・アプローチ(カール・ロジャーズ提唱)の考えと実践そして語りと対話を“二分冊合本”のスタイルでまとめています。
前篇《学びの書》は、エンカウンター・グループの入門から最新の研究・実践までカバーしています。後篇《出会いの書》は、人と人が会うことの本質について、カウンター・グループの可能性について、個々のリアルな関わりに照らして書いています。
この両篇で、パーソンセンタード・アプローチの初歩から最新の知見、そしてこれからの展開まで理解していただけます。“人と人の出会い”のエッセンスを「縦横に」撚り合わせた画期的な本です。
関連リンク
人間関係研究会 https://encounter-group.jimdo.com/
上記内容は本書刊行時のものです。