版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
現代日本語の字音接辞 張 明(著) - 花鳥社
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
八木     ト・日・他     書店
直接取引:あり(自社)
返品の考え方: 返品はいつでも承ります。承諾書の了解者欄に「相川」と記してお返しください。(事前の承諾照会は必要ありません)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

現代日本語の字音接辞 (ゲンダイニホンゴノジオンセツジ) 連体詞型字音接頭辞の記述的研究 (レンタイシガタジオンセットウジノキジュツテキケンキュウ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:花鳥社
A5判
424ページ
並製
定価 5,800円+税
ISBN
978-4-909832-80-1   COPY
ISBN 13
9784909832801   COPY
ISBN 10h
4-909832-80-7   COPY
ISBN 10
4909832807   COPY
出版者記号
909832   COPY
Cコード
C3081  
3:専門 0:単行本 81:日本語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年12月28日
書店発売日
登録日
2024年4月18日
最終更新日
2025年1月6日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

「当委員会」の「当」、「本法律案」の「本」、「某大学」の「某」――
連体詞型字音接頭辞を中心に、その意味用法や造語機能、類似する意味表現との違いなど、全容を体系的・包括的研究によって明らかにする。

目次

前書き……前田直子
序章 はじめに

第1部 現代日本語の字音接辞とその研究に関する概要
第1章 字音接辞の規定(内包的定義)
第2章 字音接辞の分類(外延的定義)
第3章 字音接辞の造語機能

第2部 連体詞型字音接頭辞の記述
第4章 連体詞型字音接頭辞について
第5章 「本法律案」の「本」、「当委員会」の「当」――直示と照応の両用法を持つ連体詞型字音接頭辞――
第6章 「同病院」「同事務所」の「同」――照応用法を持つ連体詞型字音接頭辞――
第7章 「某大学」「某メーカー」の「某」――不定機能を持つ連体詞型字音接頭辞――
第8章 「全国民」の「全」、「総人口」の「総」――「すべて」を表す連体詞型字音接頭辞――
第9章 「両手」「両チーム」の「両」――「二つの」を表す連体詞型字音接頭辞――
第10章 「各地域」の「各」、「毎日曜日」の「毎」――「それぞれ」を表す連体詞型字音接頭辞――
第11章 「現政権」の「現」、「今世紀」の「今」――「現在」を表す連体詞型字音接頭辞――
第12章 「前首相」の「前」、「旧ソ連」の「旧」、「昨年度」の「昨」、「先場所」の「先」――「過去」を表す連体詞型字音接頭辞――
第13章 「翌年度」の「翌」、「来シーズン」の「来」、「明十五日」の「明」、「後半生」の「後」――「未来」を表す連体詞型字音接頭辞――
第14章 「副社長」の「副」、「助監督」の「助」、「半導体」の「半」、「準決勝」の「準」、「准教授」の「准」、「亜熱帯」の「亜」――「不完全」を表す連体詞型字音接頭辞――
第15章 「当該チーム」「当該列車」の「当該」――二字連体詞型字音接頭辞――
第16章 その他の連体詞型字音接頭辞

終章 字音接辞のカテゴリー記述と今後の課題

参考文献
後書き
中国語要旨
索引

前書きなど

まず、字音接辞はそもそも重要視されておらず、研究が少ない。次に、字音接辞の研究は、接尾辞が主流で、接頭辞はほとんど研究されてこなかった。さらに、字音接辞の研究は、ごく限られたものしか研究対象として取り上げておらず、体系的・包括的に記述したものはほとんどない。このような現状に鑑み、字音接辞、特に字音接頭辞の体系的・包括的な研究が必要であるといえる。
――「序章 はじめに」

著者プロフィール

張 明  (チョウ メイ)  (

中国山東省出身
1989(平成元)年8月生
慶應義塾大学大学院文学研究科国文学専攻日本語教育学分野修士課程修了・学習院大学大学院人文科学研究科日本語日本文学専攻博士後期課程修了
博士(日本語日本文学)
早稲田文化館日本語科専任講師、国立国語研究所プロジェクト非常勤研究員、学習院大学・文京学院大学非常勤講師を経て、現在は川村学園女子大学文学部日本文化学科講師。

上記内容は本書刊行時のものです。