書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
王朝日記の魅力
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2021年9月30日
- 書店発売日
- 2021年9月16日
- 登録日
- 2021年8月23日
- 最終更新日
- 2024年4月29日
書評掲載情報
2021-10-23 |
毎日新聞
朝刊 評者: 三浦雅士(評論家) |
MORE | |
LESS |
紹介
古典が現代人の日常を問い直している。
「それぞれの日記は、独自の個性を持っている。また、「人生」を見つめる視点に、異なる流儀を貫いている。その素晴らしき多様性に、日々、圧倒される思いだった」――「はじめに」より
NHKラジオ講座「古典講読」で話題の著者が、『新訳更級日記』『新訳和泉式部日記』『新訳蜻蛉日記 上巻』で尽くしきれなかった、王朝日記の魅力を存分に描き出す。
いまを生き抜くヒントに満ちた王朝日記の世界へようこそ!
本書は『新訳更級日記』『新訳和泉式部日記』『新訳蜻蛉日記 上巻』の姉妹版です。
NHKラジオ放送と連動して、それぞれの全文を現代語訳しましたが、放送では話したものの既刊3冊には含まれていない台本を基にして書き下ろしました。
内容はまったく重複していません。
『蜻蛉日記 中巻』のエッセンス、『更級日記』の作者が書いたとされる複数の物語の鑑賞、和泉式部が残した和歌の鑑賞、にて構成。
【好評既刊】
新訳更級日記(定価1,980円、2020年3月刊)
新訳和泉式部日記(定価1,870円、2020年10月刊)
新訳蜻蛉日記 上巻(定価1,980円、2021年5月刊)
目次
はじめに
I『蜻蛉日記』中巻の魅力
1 安和の変、起きる
2 道綱、賭弓で大活躍する
3 唐崎祓い
4 道綱、鷹を空に放つ
5 石山詣で・その一
6 石山詣で・その二
7 新しいライバル「近江」
8 鳴滝に籠もる・その一
9 鳴滝に籠もる・その二
10 初瀬詣で、再び
11 床離れ、下巻のあらまし
12 『蜻蛉日記』と近代小説
II『更級日記』の魅力
1 『源氏物語』から『更級日記』へ
2 『夜の寝覚』への誘い
3 『浜松中納言物語』と『源氏物語』
4 『更級日記』と近現代文学
III『和泉式部日記』の魅力
1 和泉式部の人生と文学
2 和泉式部の和歌
3 和泉式部と紫式部
4 『和泉式部日記』と現代
おわりに
上記内容は本書刊行時のものです。