書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
劇場版SHIROBAKO コミカライズ版
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年9月30日
- 書店発売日
- 2022年9月22日
- 登録日
- 2022年6月20日
- 最終更新日
- 2022年9月25日
紹介
エンドロールに名を刻む、最後まであきらめない人たちの物語。
“ムサニ”こと武蔵野アニメーションの制作進行、宮森あおい。
『タイマス事変』を経て傾いた会社で、進むべき道を見失いかけていた彼女は、降って湧いた劇場用オリジナルアニメーションのプロデューサーを任される。劇場公開まで残された時間はわずか10ヶ月、かつてのムサニメンバーは散り散りに・・・この状況で果たして作品を完成させることができるのか?
好きなことを仕事にする―――誰もが憧れ、そして多くの人が夢破れていくアニメーション業界。その中で、もがきながらも進み続ける5人と、アニメ制作を愛してやまない多くの人々を描いた、2020年公開の『劇場版「SHIROBAKO」』を忠実にコミカライズ。
※まんが王国で全9話が電子版で配信された『劇場版SHIROBAKO』を、コミックスとして再編集。
版元から一言
2020年2月29日――コロナ禍の前夜に封切られ、人々の心に希望を灯したフィルムを完全コミカライズ。
緊急事態宣言が全国に出され、すべての映画館の扉が閉ざされた2020年。その中で最後まで劇場上映されたアニメーション映画、それが『劇場版「SHIROBAKO」』だった。華やかなアニメーション業界で作品づくりを担う制作会社を舞台に、ものづくりや創作の楽しさや苦しみ、人々の心を動かす物語の力を描く。
高い評価を得た前作のテレビシリーズから約5年、満を持して公開された本作は、理不尽な出来事で多くを奪われた主人公が、自らの力とかつての仲間達の力で制作現場を立て直し、一本のアニメーション映画を完成させるまでの物語である。劇中と同じタイミングで実際に劇場公開された本作の登場人物たちの姿は、奇しくも重なったコロナ禍の嵐の中で、必死にあがき続けてきた私たちと重なる。エンドロールでは登場人物たちのその後の姿の点描と共に、苦しくも楽しい明日が続いていくところで終わる。コロナ禍の影響から2年あまりを経てようやく脱しようとしている今、本作のような逆境に抗う人たちの物語が切実に求められていると感じ、コミックス出版を決意した。
本作を制作したのは、「人々の未来を照らす物語の創作」を掲げ、北陸・富山の地で20年あまりアニメ制作を続けているピーエーワークスである。その真摯な作品への姿勢をぜひコミックスで感じてほしい。
上記内容は本書刊行時のものです。