版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
月の家の人びと 砂岸あろ(著/文) - エディション・エフ
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
JRC     ト・日・他     書店
直接取引:あり

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

月の家の人びと (ツキノイエノヒトビト)

文芸
このエントリーをはてなブックマークに追加
B6変形判
縦171mm 横120mm 厚さ12mm
288ページ
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-909819-10-9   COPY
ISBN 13
9784909819109   COPY
ISBN 10h
4-909819-10-X   COPY
ISBN 10
490981910X   COPY
出版者記号
909819   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年12月25日
書店発売日
登録日
2021年4月3日
最終更新日
2022年4月19日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

《杏は鏡を持った手をのばし、いったん上に高くかかげてから、軽く深呼吸して中をのぞきこみました。
さっきよりも輝きを増したまるい月が、鏡の上のほうにうつっています。
その前に、瞳をきらきらと光らせ、かたくくちびるを結んでいる、一人の女性がうつっていました。》(第四章 月の鏡 より)

物語を紡ぐ人、砂岸あろ――。美しいもの、純粋な心、ちょっぴり不思議なできごと。人が見失いがちなものたちにこだわりつづけ、物語を創りつづけてきた著者が、祖母と過ごした「月の家」の思い出を温めながら書き、時を経て幾重のてがかりをも加味して書き上げた長編。《その家は、(中略)志賀直哉が住み、『山科の記憶』などを書いた家です。それから数年後、私の父方の祖父母一家がその家に移り住みました。》(著者による「あとがき」より)

目次

第一章  赤い傘
第二章  夜の犬
第三章  水の皮膚
第四章  月の鏡
第五章  風の靴
第六章  鬼の木
第七章  空の椅子
第八章  眠る絵
終 章  月のいる庭

著者プロフィール

砂岸あろ  (スナギシアロ)  (著/文

京都市生まれ、京都市在住。京都精華短期大学(当時)で美術を学び、1986年よりアトリエ・ウーフ絵画教室を主宰しながら、少女マンガ原作、児童文学、エッセイなどを書く。「海の方法」同人。著書に『駱駝はまだ眠っている』(かもがわ出版、2005年)、『ほおずきの夜』(白馬社、2007年)、『黄金色の風になって』(上下、講談社青い鳥文庫、2009年)、『せんをひく』(福音館書店こどものとも、2010年)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。