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サマーサンタクロース
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年10月20日
- 書店発売日
- 2023年10月25日
- 登録日
- 2023年7月3日
- 最終更新日
- 2023年11月15日
紹介
絵本をよんでみませんか?こどもたちのために。自分のために。
絵本作家こがようこさんの通信「サマーサンタクロース」から、絵本にまつわるエッセイ「今月読みたくなっちゃった本」のコーナーをまとめました。
子育て中のあれこれや、こがさんご自身の子どもの頃の思い出など、その時々の気持ちに寄り添う絵本を紹介しながら綴られます。
絵本て、こんなふうに楽しめるものなんだ!あらたな絵本との出会いのヒントにも。
目次
2000年
・ジャキジャキモワッ!
・傘の花
・かっぱにご注意!
・夏が終わる日
・うちのわにわにくん
・しゅんくんの瞳
・12月の景色
2001年
・雪の日のおしるこ
・季節のサイン
・天井を歩く
・キャンプの達人
・若葉の季節に
・妖怪歯抜けばばあ
・本物の暗闇
・金魚さんの浴衣
・畳に大の字
・肉だんごブルース
・ケガの功名
・季節の贈りもの
2002年
・1/2成人のお祝い
・梅の香りの台所
・バレンタインデー大作戦
・拝啓 ○○○様
・だるまさんのいちにち
・ピチピチチャプチャプ
・おばあちゃんの声
・犬の気持ち!
・かっこいいユッキィ
・月に想う
・あきらめる光景
・ママの時間娘の時間
2003年
・ふたごのスリッパ
・あつあつクリームシチュー
・外遊び集団
・学校へ行こう!
・おててのおさら
・おひめさまとおしめさま
・小4の夏
・爽快肝だめし
・庭そうじの背中
・ぬいぐるみの妹
・こちょこちょの秘密
・とくべつなおでかけ
2004年
・ねこの気持ち!?
・異国のにおい
・おつんべこ
・ポレポレ文庫
・うれしかった記憶
・横溝商店
・ぴんぽん・ダッシュ
・胸の高鳴り協奏曲
【コラム】追悼長新太さん
・三面鏡の貼紙
・お弁当箱のスイートポテト
・お菓子の詰まった長靴
2005年
・走る大晦日
・ビックリの春
・毛布のスミちゃん
・初めてのおるすばん
・桜色のマニキュア
・あぐらの背もたれ
・ブルジョワお誕生会
【コラム】
【コラム】
・なんにでもなれる!
・ゲエでちゃう
・幻想的な夜
2006年
・まっさらな生命(いのち)
・アリラ
・チデちゃんのお墓
・いただきました
・絵本を胸に
前書きなど
わたしは子どもが生まれてから、ほんとうの意味で絵本に出会いました。
おもわぬ発見があったり、なによりぬくもりがうれしくて、子どもを両脇においていっしょに絵本を読むことに取り憑かれてしまったのです。
子どもと絵本を読むというのは、なんておもしろいことだろう。
児童書店で、図書館で、絵本を買い、借りて、毎晩何冊もの絵本を読みました。
その生活は子どもたちが小学校6年生まで続き、わたしにとってはおひさまの下にいるような思い出の時となっています。
……(中略)……
絵本の紹介といいながら、このコラムには絵本の紹介文があまりありません。あるのは、子ども時代の思い出やら、子育て奮闘の話やら、季節の移り変わりやら、そんなことばかり。でもきっと絵本たちが、数々の思い出や感情を呼び覚まして、こんなに書きたい! 誰かに伝えたい! 気持ちにしてくれたのではないかと思うのです。……
子どもと読む絵本はおもしろいと書きましたが、ぜひ自分自身のために絵本と出会って下さいね。
絵本を読んでみませんか?
子どもたちのために。自分のために。
こがようこ
版元から一言
こがようこさんの「サマーサンタクロース」は、ほんとうに身近な、すぐそこにあるお話ばかり。子どもと向き合う時間や、自分の子どもの頃の話や、季節の移ろい。大変な子育てや、忙しさにかまけていると見逃してしまいそうな身の回りの出来事も、こがさんの手にかかるとこんなに魅力的なきらきらした時間に……!
そしてそのいろいろなシーンの傍らに、いつもある絵本たち。
絵本は、「子どもの教育のためによまなければいけないもの」ではありません。こんなふうに、一緒に絵本を楽しんで、それが自分の、そして子どもと共通の思い出になっているって、とても素敵です。
上記内容は本書刊行時のものです。