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出版者情報
ここから始める文学研究
作品を読み解くために
発行:みずき書林
A5判
188ページ
並製
価格
2,000円+税
- 初版年月日
- 2022年5月31日
- 書店発売日
- 2022年5月31日
- 登録日
- 2022年5月2日
- 最終更新日
- 2022年5月31日
紹介
文学研究って、何するの?
感想文を論文にするためには、どんな思考が必要なのか。
作品成立の背景や時代状況を知り、方法や理論を学ぶと、小説を読むことがもっと楽しくなる。
夏目漱石や泉鏡花といった文豪たちの小説を読みながら学べる、最初の文学研究入門書。
目次
Ⅰ 基礎知識
作品を読むということ/五井信
本文は、絶えず変わってゆく 草稿、原稿、雑誌、単行本/山口直孝
作り手のことを知る意味 作家と作品との関係/山口直孝
同時代/瀧田浩
研究のルールとマナー 引用と剽窃・資料保存・プライバシー/荒井裕樹
Ⅱ 理論の解説
語り その1/語り その2/身体 身体を読む、身体から読む/境界・中心・周縁 世界の境目を読む/読者論/都市論/マルクス主義文芸批評/精神分析批評/エディプス・コンプレックス/フェミニズム・ジェンダー批評/ポストコロニアル批評/アダプテーション
Ⅲ 作 品
外科室/泉鏡花(解説:山口直孝)
少女病/田山花袋(解説:五井信)
夢十夜(「第一夜」、「第三夜」)/夏目漱石(解説:山口直孝)
小僧の神様/志賀直哉(解説:瀧田浩)
施療室にて/平林たい子(解説:中谷いずみ)
疎林への道/小島信夫(解説:山口直孝)
水滴/目取真俊(解説:中谷いずみ)
誕生日の一日/津村記久子(解説:荒井裕樹)
Ⅳ、巻末資料
日本近代文学をさらに深く研究するために 施設とツール
上記内容は本書刊行時のものです。