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大阪市の教育と財産を守れ!
市立高校の無償譲渡をめぐる住民訴訟の記録
- 出版社在庫情報
- 不明
- 初版年月日
- 2022年4月20日
- 書店発売日
- 2022年5月9日
- 登録日
- 2022年4月15日
- 最終更新日
- 2022年4月16日
紹介
大阪の市立高校22校の無償譲渡差止訴訟の判決を受けて出版。維新政治の問題点を指摘する本です。
2022年4月1日、大阪の市立高校22校が大阪府に移管され、土地・建物1,500億円も無償譲渡されます。大阪市が長年担ってきた教育行政を放棄し、巨額な財産を大阪府にタダであげていいのか! この暴挙を許してはならないと、市立校の卒業生らが差止訴訟を起こしました。
残念ながら第一審は敗訴しましたが、ただちに控訴。本書はこの問題を裁判の経緯とあわせて広く知っていただきたく、小説風の読み物として出版するものです。大阪府市の行政は様々な面で傷みが激しくなっています。本書がそれを正す運動に一石を投じることができれば幸いです。
目次
第1章 「大阪市民の財産を守る会」の結成
請求人が見つからない
弁護士を探せ
「大阪市民の財産を守る会」の結成
第2章 大阪都構想に埋め込まれた高校移管
民主党政権下で「大阪維新の会」誕生
府立と市立の併存は「二重行政」か?
維新と公明の駆け引き始まる
選挙と住民投票で「結果のねじれ」が続く
どさくさ紛れに高校移管を決行
前川喜平氏に聞いてみた
高校がなくなれば大阪市は得をする?
第3章 住民監査請求
住民監査請求書の提出
無償譲渡の違法性
意見陳述
監査結果
第4章 住民訴訟
短期決戦へ
係属部決定
議案第182号とは何だったのか
契約管財局長も被告に
第1回口頭弁論
市立工業高校教諭の思い
第2回口頭弁論
第3回口頭弁論
第4回口頭弁論
判決
上記内容は本書刊行時のものです。