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地域包括ケアを現場で語る 人を想い、地域を耕し、社会を変える人たちと
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2022年3月11日
- 登録日
- 2022年2月16日
- 最終更新日
- 2022年3月9日
紹介
この人には何が必要か?誰がいっしょに悩むのか?すべては目前にいるひとりとの出会いから始まる。
本書は「地域包括ケア」という既存の言葉を、現場の問いと模索と実践から再構築する試みだ。
NPO法人「抱樸」 奥田知志
日本の土の中から生まれた宝石のような実践の数々。それを座談会という日本生まれの手法も使って歴史的視座から解き明した前代未聞の本。地域包括ケアを、実践者たちの優れて独創的な活動の中でわかりやすく紐解いていく。医療や福祉や介護・看護の現場、そして行政の世界で、前例を超えた前例を創ろうとしている方々にとって、必読書の一冊。 大熊由紀子
目次
序章 地域包括ケアシステムの見取り図―在宅医との対談
第Ⅰ部 地域包括ケアを現場で語る 対談と鼎談
1章 「ふるさとの会」の生活支援―山谷から地域へ
2章 とも暮らしの住まい方―ホームホスピスからのメッセージ
3章 「けま喜楽苑」個室ユニットと認知症ケア―外山義の遺した仕事
4章 NAGAYA TOWERが住まいを変える
5章 「抱樸」生活困窮者を生み出さない社会へ―包括的居住支援の構想
第Ⅱ部 地域包括ケアシステムの共通基盤(プラットフォーム)
1章 「こぶし園」施設を地域に展開する―小山剛の仕事
2章 「三方よし研究会」と地域丸ごとケア―近江の国柄
3章 ケアの意味と新たなかたち―宅老所よりあい、ホームホスピス、あおいけあ
第Ⅲ部 地域包括ケアの来歴をたどる
1章 御調国保病院の挑戦―地域包括ケアの創始
2章 在宅福祉事業の創始と展開―春日市社協の事業
3章 包括的支援としてのライフケアシステム―佐藤智医師の仕事
4章 社会事業の可能性―同潤会による不良住宅改良事業の構想
版元から一言
高齢者、貧困家庭といったの社会困窮者を最前線でサポートしている方々の対談と鼎談。『地域包括ケア』という公的、民的といった壁を超えた言葉をテーマにこれからの社会福祉国家を有様を徹底的に語った一冊です。
上記内容は本書刊行時のものです。