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「銀河鉄道の夜」の謎を解く 三浦幸司(著) - 寿郎社
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「銀河鉄道の夜」の謎を解く (ギンガテツドウノナゾヲトク) 〈彼ら〉はいったい何者なのか (カレラハイッタイナニモノナノカ)

文芸
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発行:寿郎社
四六判
縦196mm 横134mm 厚さ18mm
重さ 310g
184ページ
上製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-909281-41-8   COPY
ISBN 13
9784909281418   COPY
ISBN 10h
4-909281-41-X   COPY
ISBN 10
490928141X   COPY
出版者記号
909281   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年3月15日
書店発売日
登録日
2022年2月28日
最終更新日
2022年7月15日
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紹介

いじめられているジョバンニをカムパネルラはなぜ助けない? ジョバンニの父はなぜ監獄に行った?――国民的名作童話には《謎》がいっぱい。賢治が遺した〈ことば〉を頼りにその謎解きに挑む《新感覚の文芸時評》。

目次

  はじめに
〔1〕ジョバンニはなぜ銀河鉄道に乗れたのか
  第三次稿と第四次稿の違い
  ジョバンニと影との関わり
  ジョバンニの背負った苦難
  父親が長期に不在(監獄にいるのかもしれない)とは
  カムパネルラの三度の沈黙
  「ぼんやり」が意味するところ
  ジョバンニの上った「黒い丘」とは
  「ケンタウル祭」はお盆――生と死がつながる行事
  丘の上にある「天気輪の柱」とは何か
  ジョバンニはなぜ銀河鉄道に乗れたのか
〔2〕銀河鉄道は天空を走らない
  銀河鉄道は空に昇らない
  星と地上の一体化
  空には星が残っていたのか
〔3〕「カトリック風の尼さん」とは何者か
  銀河鉄道の様々な乗客たち
  車内に表れた「尼さん」と「車室の中の旅人たち」
  「尼さん」はジャンヌ・ダルクか
  賢治の時代にジャンヌ・ダルクは聖人に
  「ハルレヤ」を唱える人々
〔4〕「鳥を捕る人」の真実の姿
  鳥獲りの容貌に注目しよう
  鳥獲りは戦争の犠牲者
  「ぼろぼろの外套」はアイデンティティー
  ほかにもある軍人のしるし
〔5〕「灯台守」とは何者か
  「灯台守」は自立した労働者のこと
  「灯台守」はなぜ「灯台守」なのか?
  「灯台」=「時計台」という連想も
  「灯台」は札幌の時計台だった?
〔6〕「姉弟」だけ日本人なのはなぜか
  賢治の妹と弟がモデルの「姉弟」の登場
  賢治はタイタニック号沈没事故を知っていたか
  姉と弟だけなぜ日本人の名前なのか
  「生き残った日本人」への非難
〔7〕「トウモロコシの種まきを語る人」とは何者か
  声だけがする乗客
  賢治が語った「アメリカンインデアンの式」
  手塚治虫が捉えた「銀河鉄道の夜」の核心
〔8〕車窓から見える人たちについて
  赤帽の信号手とはだれか
  小さな小屋の前の子どもとは
  空の工兵大隊の出現
  シベリア出兵に向けた花巻での演習
  双子の星の二つの話
  「蝎の火」の物語
  「ケンタウルの村」とは
  赤い腕木を連ねて立つ二本の電信柱
〔9〕ジョバンニの友・カムパネルラのモデルとは
  保阪説とトシ説
  岩手山行の誓い
  保阪嘉内の退学処分
  「石炭袋」(そらの孔)と「きれいな野原」の意味
〔10〕カムパネルラとジョバンニにとっての「銀河鉄道」
  カムパネルラの銀河鉄道
  ジョバンニの銀河鉄道
  ジョバンニの切符が意味するもの
  「四つ折り」とは何を示すか
〔11〕銀河鉄道と路線についての不思議
  銀河鉄道は軽便鉄道なのか
  基本は銀河鉄道の位置関係の確定から
  左岸を走る銀河鉄道とプリオシン海岸
〔12〕銀河鉄道の座席の位置
  ボックスシートかロングシートか
  乗客たちの座席の位置
  右岸・左岸問題の解決
  天の川銀河を見てみよう
 終わりに――「銀河鉄道の夜」のテーマを考える
   

前書きなど

宮沢賢治が創作した児童文学の中で「銀河鉄道の夜」ほど広く知られた作品はありません。けれども、この作品で描かれている物事が何を表しているかについては謎が多いのです。そして、様々な解説や評論を見ても、納得できるものが意外と少ないことに驚かされます。/考えてみると、賢治が何をイメージしながら作品世界を構築したのかを理解しなければ、作品をじゅうぶんに読解したとはいえないし、作品中の謎も解明できない――それは読者にも、また賢治にとっても不幸なことだ、と思われるのです。……「はじめに」より

版元から一言

これまで誰も解き明かせなかった「銀河鉄道」の乗客たちの正体と鉄道の正確な路線図を明らかにした、『銀河鉄道の夜』を何度も読み返したくなる本です。

著者プロフィール

三浦幸司  (ミウラコウジ)  (

1947年(昭和22年)、小樽市に生まれる。北大童話研究会、同人誌「原野の風」などに所属した。現在、日本児童文学者協会会員・評議員、北海道文学館理事、札幌市民芸術祭・市民文芸委員、子どもの本・九条の会会員、宮沢賢治学会イーハトーブセンター会員。札幌市在住。

上記内容は本書刊行時のものです。