版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
火星でフライフィッシングをするつもり? 山田 美緒(文) - ふらい人書房
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次: 八木
直接取引: あり

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

火星でフライフィッシングをするつもり? (カセイデフライフィッシングヲスルツモリ)

趣味・実用
このエントリーをはてなブックマークに追加
B6
縦182mm 横128mm 厚さ1mm
重さ 110g
174ページ
並製
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-909174-09-3   COPY
ISBN 13
9784909174093   COPY
ISBN 10h
4-909174-09-5   COPY
ISBN 10
4909174095   COPY
出版者記号
909174   COPY
Cコード
C0075  
0:一般 0:単行本 75:体育・スポーツ
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年2月8日
書店発売日
登録日
2022年1月17日
最終更新日
2022年5月4日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

本邦初の女性フライフィッシャーによる釣りエッセイ集。力の抜けたちょっぴりシュールなイラストと共に、女性にとっての釣りの楽しみを、細やかに、軽やかに、鮮やかな筆致で、余すところなく伝えます。
「釣り」は長い間、男性の趣味とされてきました。しかしながらようやく、ここに「フライフィッシングは力を必要としないこと、繊細なフライを巻くこと、美しい自然と魚に触れ合えることなど、女性にこそ向いている」と主張する、アウトドア新時代の女性が現れたのです。「フライフィッシングに興味はあるけど何となく(かなり)敷居が高い」と感じていた女性は、本書を読めば「フライフィッシングって、こんなに楽しいものだったんだ! 」と驚くに違いありません。
「よく、男性は狩猟本能が備わっているから釣りが好きなのだとか言われているが、私が考えるに、女は女の釣りの楽しみ方を自分で身に着けなければ続かないのだと思う。釣果至上主義の体育会系のノリには、女性は付いていきたいと思わないのだ」――本文「アングラーズ・アイドル」より。
女性が感じる釣りの面白さとは、一体どういう種類のものなのか。女性の釣り人の目に、男性の釣り人はどう映っているのか。本書にはこれまで女性の口から漏れてこなかった、そんな秘密のささやき、呟き、叫びがあふれています。本邦初のこの貴重な機会を逃さず、フライフィッシングに興味を持つ女性だけでなく、男性釣り師も、女性釣り師の生の声を是非聞いてみてください(特に男性釣り師には『アングラーズ・アイドル』と『アダムスとイブ』を読んでいただきたい! )。

目次

1.車寝(シャネ)ルの女
2.ソロキャンプ洗礼
3.河童と火星人
4.白鷺七変化
5.フライ女子の一人言
6.アダムスとイブ

版元から一言

今や男性だけのスポーツは珍しくなりました。サッカー、野球、登山、スキーなどが、男女を問わないスポーツとして広まったその最大の理由は「楽しいから」です。スポーツは単純に楽しい。そこに男女の違いはありません。フライフィッシングはキャッチ&リリースによって、狩猟からアウトドア・スポーツへと変化した遊びですが、渓流というフィールド、手順や道具立て、そして技術が複雑に見えるために、女性から敬遠されてきましたが、それは男性の釣り人が男性流の価値観を女性に押しつけてきたからに他なりません。しかし世界の流れは変わってきています。フライフィッシングのメッカ、米国のイエローストーン国立公園ではソロの女性フライフィッシャー、女性グループは当たり前、さらには女性のフィッシングガイドも珍しくありません。日本でもキャンプブームでアウトドアに飛び出す女性が増えています。フライフィッシングはアウトドアを楽しむためには、うってつけの遊びです。アウトドアの魅力に気づき始めた日本の女性に、是非読んで欲しい1冊です。

著者プロフィール

山田 美緒  (ヤマダ ミオ)  (

宮城県出身、在住。大手アウトドア企業に勤務。2012年よりフライフィッシングを始め、全国各地の魚と酒を求めて旅をする。2016年に釣り雑誌で執筆を開始。釣り業界で希少な女性ライターとなる。本書が初の著書。

浅里 まゆみ  (アサリ マユミ)  (イラスト

美術学校を中退後、イラストレーションを中心にアート全般の仕事に携わる。生物の観察に始まったフライフィッシング歴は20年ほど。著書に絵本「いわな 川と森の生きものたち」「やまめとさくらます」(ポトス出版)など。

上記内容は本書刊行時のものです。