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続・GIGAスクールはじめて日記
小中学校の授業実践から実践を支える体制づくりまで
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年1月6日
- 書店発売日
- 2021年12月28日
- 登録日
- 2021年11月22日
- 最終更新日
- 2021年12月28日
紹介
多くの学校に情報端末が届き、はじめてだらけだったGIGAスクール元年を経て、翌2022年度からは「はじめての次」の年が始まります。
GIGAスクールのスタートを助ける本として好評を博した前著に続き、本書では一人1台PCだから実現できるこれからの学びの形を具体的な学習活動の記録で紹介しています。また「次のはじめて」として持ち帰り学習やオンライン授業、中学校での実践も加わり、学校の体制づくりの章も置かれてさらに深化した内容になりました。Chromebook ユーザーはもとより、GIGAスクールを進めるすべての先生や学校関係者の方々にご活用いただけます。
目次
「はじめての次」と「次のはじめて」〈堀田龍也〉
第1章 できるようになった授業〈 棚橋俊介〉
見通しをもつ授業 課題の設定
調べる活動 情報の収集
集めた情報を整理する活動
整理した情報を分析する活動
学習活動をまとめる
発表する活動
ふり返りの活動
交流したり・評価したりし合う活動
◎その後の西久保学級 いよいよ新年度!
◆研究者の視点① 授業づくりの留意点〈三井一希〉
◆若手のドキドキ 子どもたちと共に悩み,共に学ぶ〈杉山 葵〉
第2章 持ち帰り―空間的にも時間的にも広がる可能性 〈浅井公太〉
オリエンテーション(ルール,心得,留意点,持ち帰り方)
保護者説明
家庭の Wi-Fi 環境調査と設定指導
持ち帰り練習
持ち帰りの実際
家庭学習をふり返る
保護者の声
◎その後の西久保学級 Chromebook を持ち帰る
◆研究者の視点② 情報端末の持ち帰りに向けた保護者理解〈佐藤和紀〉
◆同僚のまなざし Chromebook が景色を変えた〈原 圭史〉
第3章 いつもの学びがつながるオンライン授業 〈稲木健太郎〉
普段の授業
オンライン授業の練習
オンライン授業
他手段とのバランス調整
資料配布・課題提出
オンラインのコツ・マナー
対面に近いオンライン授業
◎その後の西久保学級 オンライン授業に向けて
◆研究者の視点③ オンライン学習の留意点〈 三井一希〉
◆校長の見守り コロナ禍でのオンライン授業を通して見えたもの
第4章 中学校実践―まずはやれそうなところから 〈松坂真吾・山﨑寛山・本田智弘〉
学習課程に位置づける
中学生の Chromebook 活用の心得
校内組織づくりと研修づくり
協働的な学びを目指して
授業での日常的な活用
学校生活での日常的な活用
部活や委員会での Google Workspace for Education 活用
授業外での活用(生徒も自主的に活用をスタート)
毎日 Google フォームを活用した検温・健康観察
Google フォームを活用した小テスト・ふり返り・CBT
中学生の持ち帰り,オンライン授業への準備
◆研究者の視点④ 中学校での実践ポイント〈村松浩幸〉
◆文部科学省から よりよい活用に向けての視点〈堀田雄大〉
第5章 学校の体制づくり―みんなで考え,つくっていく 〈浅井公太・稲木健太郎〉
カリキュラム・マネジメント
校内研修
健康への配慮
保護者との連携
急な措置への対応
対応の可視化と情報共有
学校の体制・組織づくり
◎その後の西久保学級 南小での校内連携
◆研究者の視点⑤ 活用は全員で,それぞれのペースで〈 渡邉光浩〉
◆教育委員会から GIGA スクール構想は漢方薬のように〈衛藤公彦〉
付録
・授業・持ち帰り・オンラインの内容&特徴一覧
・素材一覧(Webサイト)
・「はじめて日記」をつけてみよう
1 人1 台の情報端末を活用し続けていくことで,子どもたちはどのように成長していくか〈 佐藤和紀〉
版元から一言
あの『GIGAスクールはじめて日記』がスケールアップ!
全国の先生方の多彩な「はじめて日記」をもとに、小学校の授業、持ち帰りやオンラインの実践に加え、中学実践も加わりました。
さらに、教育委員会や文科省が展開する支援体制までも知ることができる、充実の続編です。
◎テンプレートも盛りだくさん。教材はもちろんのこと、健康観察や保護者対応、学校全体の組織づくりに使えるものまでラインナップされています。
上記内容は本書刊行時のものです。