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続・GIGAスクールはじめて日記 堀田 龍也(監修) - さくら社
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続・GIGAスクールはじめて日記 (ゾクギガスクールハジメテニッキ) 小中学校の授業実践から実践を支える体制づくりまで (ショウチュウガッコウノジュギョウジッセンカラジッセンヲササエルタイセイヅクリマデ)

教育
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発行:さくら社
B5判
縦257mm 横182mm 厚さ10mm
144ページ
並製
価格 1,400円+税
ISBN
978-4-908983-55-9   COPY
ISBN 13
9784908983559   COPY
ISBN 10h
4-908983-55-0   COPY
ISBN 10
4908983550   COPY
出版者記号
908983   COPY
Cコード
C0037  
0:一般 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年1月6日
書店発売日
登録日
2021年11月22日
最終更新日
2021年12月28日
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紹介

多くの学校に情報端末が届き、はじめてだらけだったGIGAスクール元年を経て、翌2022年度からは「はじめての次」の年が始まります。
GIGAスクールのスタートを助ける本として好評を博した前著に続き、本書では一人1台PCだから実現できるこれからの学びの形を具体的な学習活動の記録で紹介しています。また「次のはじめて」として持ち帰り学習やオンライン授業、中学校での実践も加わり、学校の体制づくりの章も置かれてさらに深化した内容になりました。Chromebook ユーザーはもとより、GIGAスクールを進めるすべての先生や学校関係者の方々にご活用いただけます。

目次

「はじめての次」と「次のはじめて」〈堀田龍也〉

第1章 できるようになった授業〈 棚橋俊介〉
 見通しをもつ授業 課題の設定
 調べる活動 情報の収集
 集めた情報を整理する活動
 整理した情報を分析する活動
 学習活動をまとめる
 発表する活動
 ふり返りの活動
 交流したり・評価したりし合う活動
◎その後の西久保学級 いよいよ新年度!
◆研究者の視点① 授業づくりの留意点〈三井一希〉
◆若手のドキドキ 子どもたちと共に悩み,共に学ぶ〈杉山 葵〉

第2章 持ち帰り―空間的にも時間的にも広がる可能性 〈浅井公太〉
 オリエンテーション(ルール,心得,留意点,持ち帰り方)
 保護者説明
 家庭の Wi-Fi 環境調査と設定指導
 持ち帰り練習
 持ち帰りの実際
 家庭学習をふり返る
 保護者の声
◎その後の西久保学級 Chromebook を持ち帰る
◆研究者の視点② 情報端末の持ち帰りに向けた保護者理解〈佐藤和紀〉
◆同僚のまなざし Chromebook が景色を変えた〈原 圭史〉

第3章 いつもの学びがつながるオンライン授業 〈稲木健太郎〉
普段の授業
オンライン授業の練習
オンライン授業
他手段とのバランス調整
資料配布・課題提出
オンラインのコツ・マナー
対面に近いオンライン授業
◎その後の西久保学級 オンライン授業に向けて
◆研究者の視点③ オンライン学習の留意点〈 三井一希〉
◆校長の見守り コロナ禍でのオンライン授業を通して見えたもの

第4章 中学校実践―まずはやれそうなところから 〈松坂真吾・山﨑寛山・本田智弘〉
学習課程に位置づける
中学生の Chromebook 活用の心得
校内組織づくりと研修づくり
協働的な学びを目指して
授業での日常的な活用
学校生活での日常的な活用
部活や委員会での Google Workspace for Education 活用
授業外での活用(生徒も自主的に活用をスタート)
毎日 Google フォームを活用した検温・健康観察
Google フォームを活用した小テスト・ふり返り・CBT
中学生の持ち帰り,オンライン授業への準備
◆研究者の視点④ 中学校での実践ポイント〈村松浩幸〉
◆文部科学省から よりよい活用に向けての視点〈堀田雄大〉

第5章 学校の体制づくり―みんなで考え,つくっていく 〈浅井公太・稲木健太郎〉
カリキュラム・マネジメント
校内研修
健康への配慮
保護者との連携
急な措置への対応
対応の可視化と情報共有
学校の体制・組織づくり
◎その後の西久保学級 南小での校内連携
◆研究者の視点⑤ 活用は全員で,それぞれのペースで〈 渡邉光浩〉
◆教育委員会から GIGA スクール構想は漢方薬のように〈衛藤公彦〉

付録
・授業・持ち帰り・オンラインの内容&特徴一覧
・素材一覧(Webサイト)
・「はじめて日記」をつけてみよう

1 人1 台の情報端末を活用し続けていくことで,子どもたちはどのように成長していくか〈 佐藤和紀〉

版元から一言

あの『GIGAスクールはじめて日記』がスケールアップ!
全国の先生方の多彩な「はじめて日記」をもとに、小学校の授業、持ち帰りやオンラインの実践に加え、中学実践も加わりました。
さらに、教育委員会や文科省が展開する支援体制までも知ることができる、充実の続編です。
◎テンプレートも盛りだくさん。教材はもちろんのこと、健康観察や保護者対応、学校全体の組織づくりに使えるものまでラインナップされています。

著者プロフィール

堀田 龍也  (ホリタ タツヤ)  (監修

1964年熊本県天草生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。博士(工学)(東京工業大学)。
東京都公立小学校・教諭,富山大学教育学部や静岡大学情報学部・助教授,メディア教育開発センター・准教授,玉川大学教職大学院・教授。文部科学省・参与等を経て,2014年より現職。
教育再生実行会議初等中等教育WG・有識者,中央教育審議会・委員等を歴任。2021年より日本教育工学会・会長。
著書に『学校アップデート -情報化に対応した整備のための手引き』(さくら社),『情報社会を支える教師になるための教育の方法と技術』(三省堂),『クラウドで育てる次世代型情報活用能力』(小学館)など

佐藤 和紀  (サトウカズノリ)  (監修

信州大学教育学部・助教
1980 年長野県軽井沢生まれ。東北大学大学院情報科学研究科修了,博士(情報科学)。東京都公立小学校・主任教諭,常葉大学教育学部・専任講師等を経て,2020 年より現職。文部科学省 教育の情報化に関する手引 執筆協力者,同「GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議」委員,同ICT 活用教育アドバイザー等を歴任。2021 年より日本教育工学会・代議員。著書に『情報社会を支える教師になるための教育の方法と技術』(三省堂),『1人1台端末活用パーフェクトQ&A』(明治図書),『ICT活用の理論と実践: DX時代の教師をめざして』(北大路書房)など

三井 一希  (ミツイカズキ)  (監修

常葉大学教育学部・専任講師
1982年山梨県北杜市生まれ。熊本大学大学院教授システム学専攻修了,修士(教授システム学)。山梨県公立小学校・教諭,台北日本人学校(台湾)・教諭を経て,2020年より現職。
文部科学省 ICT活用教育アドバイザー,焼津市 教育の情報化アドバイザー,北杜市立小中学校ICT活用教育研究会アドバイザー等を歴任。
著書に『1人1台端末活用パーフェクトQ&A』(明治図書),『小学校低学年1人1台端末を活用した授業実践ガイド』(東京書籍)など

渡邉 光浩  (ワタナベミツヒロ)  (監修

鹿児島女子短期大学児童教育学科・准教授
1969年 宮崎県宮崎市生まれ。宮崎大学教職大学院 修了,教職修士(専門職)。宮崎県公立小学校・教諭を経て,2018年より専任講師を経て現職。鹿児島県 かごしま「教育の情報化」推進連絡協議会委員。
著書に『改訂新版 私たちと情報〔情報活用スキル編/情報社会探究編〕』(学研)など

棚橋 俊介  (タナハシシュンスケ)  (

静岡県焼津市立豊田小学校・教諭
焼津市立豊田小学校は、西焼津駅に隣接しており,児童数約1000人の大規模校。
自身は教員8年目。情報主任および焼津市 情報教育推進委員を歴任。新型コロナウイルス感染症対策による休校措置を通してICTの必要性を強く感じ,これまで子どもたちがICTを活用して学ぶ授業づくりに取り組んできた。
本プロジェクトにより市内で先行して1人1台のChromebookが学級に整備されたことに伴い,積極的に授業公開を行ったり,実践経験をセミナーで公開したりしている。現在は学び方のスキルを身に付け,自分たちで学び続けていけるような子どもの育成を目指して,授業研究に取り組んでいる。

西久保 真弥  (ニシクボマヤ)  (

宮崎県都城市立南小学校・教諭
都城市立南小学校は宮崎県南部に位置する児童数400名の中規模校。
私自身は今年度初めて第6学年担任となり、児童には小学校生活最後の思い出をたくさん作るはずだったが、新型コロナウイルス対策のため各種行事の削減が行われた。しかし、今回1人1台Chromebookが整備されたことにより、試行錯誤しながらも貴重な体験を児童と共に経験することができた。
様々な機器やサービスの活用は、たいへん効果があるが、それらのサービスの先には人がいることを常に意識するような指導を心がけている。

上記内容は本書刊行時のものです。