版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
スタートラインに続く日々 今村 彩子(著) - 桜山社
.
詳細画像 0
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
トランスビュー     書店(直)
トランスビュー     八木     ト・日・他     書店
直接取引:あり(トランスビュー扱い)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

スタートラインに続く日々 (スタートラインニツヅクヒビ)

文芸
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:桜山社
四六判
328ページ
並製
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-908957-10-9   COPY
ISBN 13
9784908957109   COPY
ISBN 10h
4-908957-10-X   COPY
ISBN 10
490895710X   COPY
出版者記号
908957   COPY
Cコード
C0074  
0:一般 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年8月1日
書店発売日
登録日
2019年4月28日
最終更新日
2022年9月14日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2022-07-15 週刊読書人
2019-09-28 中部経済新聞  朝刊
2019-09-20 毎日新聞  朝刊
2019-08-24 読売新聞  朝刊
2019-08-23 中日新聞  朝刊
2019-08-17 朝日新聞  朝刊
MORE
LESS

紹介

◎2022年7月15日発行「週刊読書人」書籍紹介
◎2019年9月28日付「中部経済新聞」書籍紹介
◎2019年9月20日付「毎日新聞」ひと欄紹介(全国版)
◎2019年8月24日付「読売新聞」書籍紹介
◎2019年8月23日付「中日新聞」書籍紹介
◎2019年8月17日付「朝日新聞」書籍紹介

生まれつき耳が聞こえない。コミュニケーション苦手。
だから私はずっとカメラを回し続ける。
“ちょっぴりカッコ悪い”映画監督のこれまでとこれから――。
現場の舞台裏と、映画監督・今村彩子の現在地点。
今こそ語る。今村監督初の単著。

目次

はじめに ~ミスドで泣く女~

●「Start Line」(スタートライン)ドキュメンタリー/2016年
自転車旅を決意
14万円で新しい経験を
「コミュニケーション」を映画のテーマに
私の幼少期/荒れ狂っていた中・高時代/ろう文化に出会った大学時代
 堀田さんとの出会い
 スポンサー企業
 クラウドファンディング
 旅の準備
 愛車“ジャーニーさん”/カメラマンと撮影機材/ブルドーザーのごとく
ニッポン中のためらう人に
 壁だらけの自転車旅
 苦手なことの連続/「それは甘えだよ」/タイヤがパンクした青年
ウィルと過ごした6日間/「ダイジョウブデスカ」/旅の最後の晩
 編集で再び自分と向き合う
 最後の難関
 家族・親族へのお披露目
 完成披露会
 3番目の伴走者
 縁の下の力持ち
 映画の宣伝活動で
 聞こえる人を身近に
 時代遅れの切り札 ~福岡県春日市上映で~
 コミュニケーションが上手とは? ~北海道士別市上映で~
「ピープル インサイド オナジ」

●「珈琲とエンピツ」ドキュメンタリー/2011年
出会い
常連客の質問
CM制作
大切なのは伝えたい想い
東日本大震災
心を撮る職人

●「架け橋 きこえなかった3.11」ドキュメンタリー/2013年
震災11日後に宮城へ
震度6の余震に遭遇
情報社会から置き去りにされている私たち
1通のメール
被災した方々を撮るということ
社会を変えるのは映画ではない
だんだん分かっていくんだね
防災ボランティア灯りの会の上映会
架け橋

●「11歳の君へ ~いろんなカタチの好き~」DVD教材/2018年
それは、私のカン違いから始まった
それは、自分にもあてはまることだった
「耳が聞こえないこと」と「LGBT」
DVD制作で
戸惑い/迷い/カテゴライズ/立場が逆転/打ち上げで
11歳の君へ

●「アスペのまあちゃん」ドキュメンタリー/制作中
まあちゃんの撮影がはじまった(2017夏~2018春)
まあちゃんの撮影は続く(2018夏~2019冬)

●スタートラインに続く日々/2012~2019
・私は身長153センチの映画監督です
・映画の道に進むきっかけを作ってくれた父
・小学生時代の夢は童話作家だった!
・母からもらった1冊の本
・6冊の英語の交換日記
・君はありのままでいいんだよ。環境を変えればいいんだ
・ろう学校の子どもたちも恋愛したりケンカするんだよ
・ニューヨークロケ
 壁は新しい世界に踏み出した証し
 めんどくさいことをなくすのが福祉
・昭和を切り拓いたろう女性たち
・聞こえない妻が働き、聞こえる夫が主夫をする
・友達からはじめようよ
・牛乳瓶のキャップ
・カミングアウト
・朝市のおじさん 
・小学校の子どもたち
・HIV/エイズ予防啓発動画の制作
・押したり並んで歩いたりしながら考えたこと
・共に生きる難しさ
・「好きな食べ物は何ですか」
・「筆談です」
・大きく、高く
・「同じ」と「違い」

おわりに ~「障害者」という言葉~
本に登場する方々

版元から一言

ろうの映画監督・今村彩子初の単著。

生まれつき耳が聞こえない映画監督は、コミュニケーションが超苦手。
”そんな監督”が泣きながらも約2年かけて一冊書き上げた!

監督に振り回され編集者も泣いた!(泣かされた?)
「彩子さんのために(せいで)一体どれだけ泣いたんだ!」(編集者)
……笑い、涙、怒り、すれ違い、絶望、感動の先にこの本が生まれました。

映画制作の現場の舞台裏と、著者の魅力にも触れられる本をめざしました。
障害、福祉、LGBT、HIVなどについて考えるきっかけになったらと思います。

私はぶっちゃけ「障害者」という言葉も漢字も嫌いーー。(今村監督)
人生と本音で向き合っている彼女の思いに心を揺さぶられます。
日本中のためらっている人に少しの勇気をおすそ分け。
本を読んだ後は、誰もが今村監督に会いたくなるでしょう。

今村監督が歩んできた40年間の道のりを包み隠さずに、彼女自身「今の言葉」で振り返ります。

来年公開の新作映画ができるまでのエピソードも紹介しています。

著者プロフィール

今村 彩子  (イマムラ アヤコ)  (

1979年、名古屋市に生まれる。映画監督。ろう者。Studio AYA代表。愛知教育大学卒。大学在籍中にカリフォルニア州立大学ノースリッジ校に留学し、映画制作を学ぶ。大学で講師をするかたわら映画を制作し、全国各地で上映。講演にも力を入れる。
主な作品である「珈琲とエンピツ」(2011)は、全国の劇場で公開された。東日本大震災で被災した聞こえない人を取材した「架け橋 きこえなかった3.11」(2013)。他に自転車ロードムービー「Start Line(スタートライン)」(2016)、ろう・難聴LGBTを取材したDVD教材「11歳の君へ ~いろんなカタチの好き~」文科省選定作品(2018)など。手話と字幕で分かるHIV/エイズ予防啓発動画(2018)を無料で公開している。現在は、「アスペのまあちゃん」(仮)を撮影中。Yahoo!ニュースで取材したことを動画と文章で発信している。
[Studio AYA]https://www.studioaya.com

追記

◎2021年7月15日発行「週刊読書人」書籍紹介
◎2019年9月28日付「中部経済新聞」書籍紹介
◎2019年9月20日付「毎日新聞」ひと欄紹介(全国版)
◎2019年8月24日付「読売新聞」書籍紹介
◎2019年8月23日付「中日新聞」書籍紹介
◎2019年8月17日付「朝日新聞」書籍紹介

上記内容は本書刊行時のものです。