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おつきさまのえほん
- 出版社在庫情報
- 重版中
- 初版年月日
- 2024年9月17日
- 書店発売日
- 2024年9月1日
- 登録日
- 2024年8月1日
- 最終更新日
- 2025年1月21日
紹介
【今日はどんなお月さま?】
【日本語・英語が併記されたバイリンガル絵本】
おつきさまが かくれんぼ
もういいかい まあだだよ
知っているようで知らない、月のかたちのうつり変わり。
この絵本といっしょに、空を見上げて答え合わせをしてみましょう。
表情豊かなお月さまといっしょに描かれる、うさぎたちのストーリーも見逃せません。仲間たちと乗る汽車で空を駆け、船で海をこえて、十五夜を音楽でお祝いをするうさぎたち。それを優しく見守り続けるお月さま。
作者のふわはねさんによるリズミカルな文と、カワチ・レンさんの遊び心が散りばめられた絵は、読み聞かせにもぴったりです。
前書きなど
▼作者からひとこと
「月」は平均29.5日で新月から上弦、満月になり、下弦、そしてまた新月へと満ち欠けを繰り返します。
月を意識するようになり、月は毎日出る時間が違うことを知りました。夜空に見えない日があることも、昼間に出る月があることも。そしてみえないけれどそこにいることも。
「旧暦」は月の満ち欠けでひと月の長さを決めています。
旧暦1日が月の始まりの「新月」。この日に月が生まれるので月の年齢(月齢Moom age)は0です。
月は少しずつ満ちてゆき、旧暦の15日頃の月が「満月」となります。
月は太陽の光を反射して輝いています。地球の周りを公転しながら太陽の周りを回るので、地球から見て、月が太陽に対してどの方向にあるかによって月の形がきまります。
そして地球のどこにいるかでも見えるお月さまの形は変わります。
月はいつも私たちを見守っていてくれます。
その昔、まだこんなにも電気が発達していなかった時代、月明かりは夜道を照らし、私たちを助けてくれました。
そして暦として、農作物などの種まきの時期や収穫の手助けをしてくれました。そんな月に感謝をするのがお月見です。
2024年のお月見の日、空を見上げて今日の月と出会うのが楽しみになるような絵本です。
ぜひ手に取っていただけると嬉しいです。
ふわはねより
版元から一言
【今日はどんなお月さま?】
この『おつきさまのえほん』を出版するきっかけは、日替わりでおすすめ絵本を紹介する日めくりカレンダーの制作でした。作者の2人と作ったこの日めくりカレンダーの主人公はお月さま。絵本のように表現された月の満ち欠けを見ていると、毎日の夜空がとても楽しみになりました。また、たくさんの方が、夜空の月と日めくりカレンダーをいっしょに撮影した写真をSNSに投稿くださり、とてもうれしかったです。
『おつきさまのえほん』はそれから2年の構想を経て、出版に至りました。
読者の皆さまにとって、この絵本が、夜空を見上げるきっかけになったらうれしいです。
上記内容は本書刊行時のものです。