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カラス学者の回想録 京都・京大・百万遍
発行:旅するミシン店
四六判
縦183mm
横127mm
厚さ14mm
重さ 274g
240ページ
価格
1,500円+税
- 初版年月日
- 2022年5月9日
- 書店発売日
- 2022年5月9日
- 登録日
- 2022年5月10日
- 最終更新日
- 2022年5月10日
紹介
カラス学者松原始博士が、失われつつある百万遍・京大の「場」を描いた京都+生物学エッセイ。
経済的な停滞・IT技術の普及浸透と社会の効率化により、日本でも1990年代後半以降、社会における生活構造は大きく変わって行きました。1990年代まで京都市の端にある左京区・百万遍は文化的・生活圏的ガラパゴスであり、そこには学生たちが時間を共有する数多くの「場」がありました。そして、その「場」は時代の流れとともに2000年代以降、多くが失われました。
『カラスと京都』で生物学の視線から京都の街を描いてきた松原始先生。今回は京大の本拠地である百万遍中心として、京大理学生の視点からかつて90年代の京都にあった「場」を描きます。
イラスト:植木ななせ/松原始
ナビゲーター:ヒャクマンベンくん(黒猫)+イマデガワくん(三白眼カラス)
目次
・序
・京都という場所、百万遍という場所
・京大理学部の生態
・生物学系の酒の肴
・理学部の怪人たち
・NF(ノヴェンバー・フェスティバル)
・吉田寮
・「青空ボクシング」
・ふぁんてん
・ブリの鱗とトンカツ
・「論文と友人たち」
・キタバチ、ラーメン、一乗寺
・アリスの落ちた穴の底
・結
上記内容は本書刊行時のものです。