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カラス学者の回想録 京都・京大・百万遍 松原始(著/文 | イラスト) - 旅するミシン店
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カラス学者の回想録 京都・京大・百万遍 (カラスガクシャノカイソウロク キョウト キョウダイ ヒャクマンベン)

自然科学
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四六判
縦183mm 横127mm 厚さ14mm
重さ 274g
240ページ
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-908194-13-9   COPY
ISBN 13
9784908194139   COPY
ISBN 10h
4-908194-13-0   COPY
ISBN 10
4908194130   COPY
出版者記号
908194   COPY
Cコード
C0045  
0:一般 0:単行本 45:生物学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年5月9日
書店発売日
登録日
2022年5月10日
最終更新日
2022年5月10日
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紹介

カラス学者松原始博士が、失われつつある百万遍・京大の「場」を描いた京都+生物学エッセイ。

経済的な停滞・IT技術の普及浸透と社会の効率化により、日本でも1990年代後半以降、社会における生活構造は大きく変わって行きました。1990年代まで京都市の端にある左京区・百万遍は文化的・生活圏的ガラパゴスであり、そこには学生たちが時間を共有する数多くの「場」がありました。そして、その「場」は時代の流れとともに2000年代以降、多くが失われました。

『カラスと京都』で生物学の視線から京都の街を描いてきた松原始先生。今回は京大の本拠地である百万遍中心として、京大理学生の視点からかつて90年代の京都にあった「場」を描きます。

イラスト:植木ななせ/松原始
ナビゲーター:ヒャクマンベンくん(黒猫)+イマデガワくん(三白眼カラス)

目次

・序
・京都という場所、百万遍という場所
・京大理学部の生態
・生物学系の酒の肴
・理学部の怪人たち
・NF(ノヴェンバー・フェスティバル)
・吉田寮
・「青空ボクシング」
・ふぁんてん
・ブリの鱗とトンカツ
・「論文と友人たち」
・キタバチ、ラーメン、一乗寺
・アリスの落ちた穴の底
・結

著者プロフィール

松原始  (マツバラ ハジメ)  (著/文 | イラスト

松原始(まつばら・はじめ):
1969 年奈良県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。
理学博士(京都大学)。専門は動物行動学。東京大学総合研究博物館・特任准教授。
研究テーマはカラスの行動と進化。
著書に『カラスの教科書』(雷鳥社/講談社文庫)、『カラスと京都』(旅するミシン店)、『カラスはずる賢い、ハトは頭が悪い、サメは狂暴、イルカは温厚って本当か?』(山と渓谷社)、『旅するカラス屋』(角川春樹事務所)などがある。

植木ななせ  (ウエキ ナナセ)  (イラスト

植木ななせ(うえき・ななせ):
旅するミシン店店主・布クラフト製品制作者・イラストレーター・ブックデザイナー。
1977年東京都足立区生まれ。
装丁イラストを担当した主な書籍として『カラスの教科書』(雷鳥社/講談社文庫)、『クマにあったらどうするか: アイヌ民族最後の狩人』(ちくま文庫)、『ゾウの鼻はなぜ長い: 知れば知るほど面白い 動物のふしぎ33』(ちくま文庫)、『NNNからの使者 猫だけが知っている』(ハルキ文庫)『ダニが刺したら穴2つは本当か?』(風濤社)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。