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取引情報
ヘルプ・ミー・シスター
- 出版社在庫情報
- 不明
- 初版年月日
- 2024年11月20日
- 書店発売日
- 2024年11月20日
- 登録日
- 2024年10月3日
- 最終更新日
- 2024年10月5日
紹介
わたしたち、「サイバープロレタリア」なの!?
韓国で反響を巻き起こした「ハイパーリアリズム小説」、待望の邦訳
スギョンは30代、わけあって失業中。同居の家族は「個人投資家」の夫と、スギョンの父と母、さらに甥っ子が2人(高校生と小学生)。6人家族で、金を稼いでくる大人が1人もいないなんて。
プラットフォーム労働、ギグワーク……。仕事用のアプリをインストールした携帯電話が一日中手放せない。ソウルの古くて狭い2DKのマンションに六人で暮らす家族の「お仕事」をテーマにした群像劇。思わず出てしまうため息と「サイバープロレタリア」としての問題提起を、リアルに、ユーモラスに描ききった話題作。韓国では「ハイパーリアリズム小説の傑作!」と賞賛されました。お隣の国で起きていることは、世界中で起きていること。共感必至の一冊です。
目次
目次
第一章
スギョン
ヨスク
ボラ
第二章
ウジェ
チョンシク
サイバープロレタリア夫婦
第三章
ウンジ
ジュヌ
八百五十ウォン
第四章
ヘルプ・ミー・シスター
ピボット
第五章
笑う家族
作家の言葉
訳者による解説
版元から一言
プラットフォーム労働をする家族の、「お金を稼ぐこと」をテーマにした群像劇。投資アプリ、配送アプリ、ティーンチャット……。スマホ一つで人と繋がることができ、あるいは人と繋がらなくても仕事ができるこの現代社会で、その手軽さ軽やかさと共に、一歩踏み込めばそこにあるリスクや閉塞感までを丁寧に活写。スマホが手放せないすべての現代人に共感必至のお仕事小説。
上記内容は本書刊行時のものです。