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直向きに勝つ
近代コーチの祖・岡部平太
発行:忘羊社
4-6
定価
1,900円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年7月1日
- 書店発売日
- 2021年6月21日
- 登録日
- 2021年5月31日
- 最終更新日
- 2021年6月16日
書評掲載情報
2021-07-17 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 満園文博(スポーツジャーナリスト) |
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紹介
「争うのではない。競うのだ」。
学生最強の柔道家として大正初期に単身渡米。抜群の運動能力でアメフトから水泳、スキー、陸上まで多くの競技を体得したのち、科学的スポーツ論を引っさげ帰国。根拠なき精神論と権威に抗い、早すぎた“選手ファースト主義者"として旧態の組織と対立し、満洲に渡ってスポーツによる日中融和を目指すも挫折。戦後は特攻で失った息子への愛惜を込め「平和台競技場」の創設に尽力。1951年、「いだてん」金栗四三と共にボストン・マラソンで日本初の優勝者を輩出―。 『Peace Hill ~天狗と呼ばれた男 岡部平太物語』の著者が、8年余に亘る取材の成果をもとに、GHQから「平和台」を奪還し、“スポーツの神様"と呼ばれた男の生涯を描く。
目次
プロローグ 昭和の巌流島
第一章 敗戦国に勝利を
第二章 天狗と呼ばれた男
第三章 コーチの覚悟とは
第四章 プロ対アマチュア
第五章 満洲から世界へ
第六章 宿命的な対決
第七章 迫り来る暗雲
第八章 喪失と絶望
第九章 平和への再生
第十章 遺された教え
資料:金栗四三による岡部平太の朝日賞授賞式での祝辞ほか
前書きなど
「私が岡部の名を初めて知ったのは8年ほど前、東京五輪の二度目の開催が決まった頃だった。(中略)競技者としての実力はもちろんのこと、近代的なコーチの先駆けとしての実績も申し分ない岡部のことを、地元福岡の人々はおろか、長らく新聞社で記者をしてきた私を含めスポーツ関係者がほとんど知らないのは不思議というほかなかった。岡部はなぜ、忘れられてしまったのだろうか―。」(本書より)
上記内容は本書刊行時のものです。