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談志の日記1953 17歳の青春 立川談志(著) - dZERO
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談志の日記1953 17歳の青春 (ダンシノニッキイチキュウゴウサン ジュウナナサイノセイシュン)

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発行:dZERO
四六判
280ページ
仮フランス装
価格 2,800円+税
ISBN
978-4-907623-46-3   COPY
ISBN 13
9784907623463   COPY
ISBN 10h
4-907623-46-1   COPY
ISBN 10
4907623461   COPY
出版者記号
907623   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年11月8日
書店発売日
登録日
2021年9月7日
最終更新日
2023年2月20日
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書評掲載情報

2021-12-18 朝日新聞  朝刊
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紹介

最晩年、「いずれ本になるだろう」と談志が託した日記帳。
没後10年特別企画として刊行。

17歳の少年は、前座修業の日々を送りながら、
1日も欠かさず日記帳に向かっていた。
  
僕には、夢を追うのみで、
若さを楽しむ資格がないのであろうか。
その原因は落語なのだ。
僕の宿命なのかも知れない。
――1953年7月9日

人形町で100円小さんに小遣をもらう。しかしその場でなくす。その場で探すのも失礼だからよした。――1月20日
  
新東地下で「まごころ」を観る。悲しく涙がにじんだ。清く悲しい青春の一頁に感じた。――3月13日
  
噺が又セコになる。どうもおかしい。大きくなりたくない。しかし時は刻々と過ぎ去って行く。あせりが出る。――6月2日
  
コタツに入り食事をすまして日記をつけている。静かだ。まだ十時半なの
に聞こえるのは雨だれの音と、鉄橋を渡る汽車の響きが時折するのみ。日本の冬は風情がある。コタに入りながら彼女の事、噺の事、明日の事、とりとめもなく考ヘる。これも青春なのだ。――11月18日

目次

■日記 1953.1.1~12.30
凡例/新年の所感/一月/二月/三月/四月/五月/六月/七月/八月/九月/十月/十一月/十二月

■演目の記録 1952.11.11~1954.1.19
凡例/演目/談志による一九九九年の追記

■後記 松岡慎太郎(談志長男)

著者プロフィール

立川談志  (タテカワダンシ)  (

落語家、落語立川流創設者。1936年、東京に生まれる。本名、松岡克由。16歳で五代目柳家小さんに入門、前座名「小よし」を経て、18歳で二つ目となり「小ゑん」。27歳で真打ちに昇進し、「五代目立川談志」を襲名する。1971年、参議院議員選挙に出馬し、全国区で当選、1977年まで国会議員をつとめる。1983年、真打ち制度などをめぐって落語協会と対立し、脱会。落語立川流を創設し、家元となる。2011年11月逝去(享年75)。

著書には『現代落語論』(三一新書)、『談志百選』『談志人生全集』全3巻、『立川談志遺言大全集』全14巻(以上、講談社)、『談志絶倒 昭和落語家伝』(大和書房)、『談志 最後の落語論』『談志 最後の根多帳』『立川談志自伝 狂気ありて』(以上、ちくま文庫)、『談志が遺した落語論』『江戸の風』(以上、dZERO)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。