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ベルニーニ : その人生と彼のローマ Mormando, Franco(著/文) - 一灯舎
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ベルニーニ : その人生と彼のローマ (ベルニーニ : ソノジンセイトカレノローマ)

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発行:一灯舎
B6判
縦190mm
529ページ
価格情報なし
ISBN
978-4-907600-44-0   COPY
ISBN 13
9784907600440   COPY
ISBN 10h
4-907600-44-5   COPY
ISBN 10
4907600445   COPY
出版者記号
907600   COPY
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2016-12-17
登録日
2017年8月22日
最終更新日
2017年8月22日
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紹介

多くの優れた彫刻と建築物を生み出したベルニーニは、ローマが生んだバロック芸術の代表的な巨匠である。ベルニーニについて書かれた本はあるが、ベルニーニそのものにはほとんど関心を払っていない。本書の主要な目的は、「ベルニーニその人」、つまり検閲を経ない、血と肉を備えた人間を描くことではあるが、彼の職業生活における画期的な事件や家族の歴史についてもページを割いている。また、ベルニーニだけでなく、十七世紀のローマ人の生活に、間接的であっても影響を与えた大きな出来事や社会問題、人物についても言及している。教皇ウルバヌス八世が述べた有名な言葉「ベルニーニはローマのために作られ、ローマはベルニーニのために作られた」の通り、ベルニーニの生涯は、彼の愛したローマという都市と密接に関わっていた。したがってこの伝記は、ベルニーニという芸術家の伝記であるばかりでなく、十七世紀のローマの肖像でもある。読者は、その人生が、スキャンダル、陰謀、そしてさまざまな人間関係のドラマに溢れた、常に愛すべきとは言えなくても、実に興味深い人物について多くを知ることができるだろう。

目次

序文 初めて英語で書かれたベルニーニの伝記
第1章 ナポリ生まれの神童
第2章 至高のインプレサリオ
第3章 ベルニーニの苦悩と恍惚
第4章 ベルニーニと教皇アレクサンデル七世
第5章 ルイ十四世の宮廷におけるローマの芸術家
第6章 「我が名声は衰えてゆくだろう」

上記内容は本書刊行時のものです。