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「逃げおくれた」伴走者 奥田 知志(著/文) - 本の種出版
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「逃げおくれた」伴走者 (ニゲオクレタバンソウシャ) 分断された社会で人とつながる (ブンダンサレタシャカイデヒトトツナガル)

社会一般
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発行:本の種出版
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ15mm
重さ 300g
288ページ
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-907582-22-7   COPY
ISBN 13
9784907582227   COPY
ISBN 10h
4-907582-22-6   COPY
ISBN 10
4907582226   COPY
出版者記号
907582   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年1月16日
書店発売日
登録日
2020年10月2日
最終更新日
2021年1月20日
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書評掲載情報

2021-09-05 東京新聞/中日新聞  9月5日
評者: 読書面、本屋Titleの店主・辻山良雄さんの連載「公開選書 あなたに贈る本」で紹介されました。
2021-09-04 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 辻山良雄(本屋「Title」店主)
2021-09-04 東京新聞/中日新聞  朝刊  9月4日
評者: 読書面、本屋Titleの店主・辻山良雄さんの連載「公開選書 あなたに贈る本」で紹介されました。
2021-07-03 西日本新聞  朝刊  7月3日
評者: 西日本新聞 くらし「郷土の本」で『「逃げおくれた」伴走者』が紹介されました。
2021-04-16 週刊読書人    4/16
評者: 今野晴貴さんによる書評が掲載されました。
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紹介

著者の抱樸理事長奥田知志氏は困窮者支援に携わって32年、共に人として出会う伴走型支援を実践してきた。コロナ禍のさなか、失業と同時に住居を失う非正規雇用者の居住支援のために、クラウドファンディングで1万人以上から1億1千万円上を集め話題になった。彼は問う。相模原事件、台風19号下のホームレス排除事件は特異な出来事か? 子どもが自死を選ぶ社会はまともか? 今こそ「自己責任」を言い訳に人を助けない社会から、安心して出会いつながる社会へ。コロナで気づいた普遍的価値「いのち」を守るために!

目次

はじめに
第1章 いのちの格差
あなたもわしも おんなじいのち
ホームレス自立支援とは何であったのか
生産性とは何か――手段は目的に従属する
神の創造された世界とドブネズミ
やまゆり園事件植松被告の死刑判決を受けて――今生きているということの絶対的な価値をつくる
ステイホームとフロムホーム。たとえ離れていても、家からできることをやろう!
ラジオ番組より/今、人間として
第2章 罪ある人間
おばあちゃんのラーメン
「罪人の運動」
赦されながらやってきた――活動の背景
H君の帰郷
ダメだけど、そんなこともある――クリスマスの街角で
オンライン対談より/文化人類学者が見るポストコロナ社会(対談の相手:上田紀行さん)
第3章 他者と出会う
助けてと言えない四つの理由、それでも希望はある
「なんちゃって家族」の最大の特徴は「質より量」であること
確信犯の時代――日常とは
「無縁社会・孤独社会」が生み出した独特の課題
世界を優しくする力――新型コロナが広がる日々の中で
問題解決も自己実現も、すべては「出会い」から
最後まで残るもの――九右衛門、長兵衛を訪ねる
俺は人間か――自問自答してはいけない問いを抱えて
オンライン対談より/コロナ禍を生きる①(対談の相手:若松英輔さん)
第4章 生きる意志
「かんじんなもの」は見えない――支援の本質とは何か?
「助けて」と言えた日が助かった日――生笑一座誕生
「誰も行かぬなら私が行く」――追悼中村哲さん
東日本大震災から九年――いのちという基底
神様が与えた視力――かんじんなものは見えない
オンライン対談より/家から支えよう(対談の相手:玉木幸則さん)
第5章 希望のまち
人がまるごと大切にされるために――抱樸のミッションとは
私には夢がある――ある住民説明会における住民代表の言葉
もしも宗教施設の一割が困窮者の窓口になったとしたら
中学生がホームレスを襲った時からこのプロジェクトは始まっていた
なぜ希望の「まち」だったのか――抱樸三十二年目の挑戦
オンライン対談より/コロナ禍を生きる②(対談の相手:茂木健一郎さん)
おわりに

著者プロフィール

奥田 知志  (オクダ トモシ)  (著/文

奥田知志(おくだ ともし)
1963年滋賀県生まれ。日本バプテスト連盟・東八幡キリスト教会牧師。認定NPO法人抱樸理事長。関西学院大学神学部大学院修士課程修了、西南学院大学神学部専攻科卒業、九州大学大学院博士課程後期単位取得。公益財団法人共生地域創造財団、ホームレス支援全国ネットワーク、生活困窮者自立支援全国ネットワーク、全国居住支援法人協議会など代表。第1回(2016年度)賀川豊彦賞、第19回(2017年度)糸賀一雄記念賞受賞。
著書に『もう、ひとりにさせない――わが父の家はすみか多し』(いのちのことば社、2011年)、『「助けて」と言える国へ』(共著、集英社新書、2013年)、『生活困窮者への伴走型支援――経済的困窮と社会的孤立に対応するトータルサポート』(共著、明石書店、2014年)、『いつか笑える日が来る――我、汝を孤児とはせず』(いのちのことば社、2019年)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。