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鶴岡八幡宮の名刀
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年9月7日
- 書店発売日
- 2021年9月7日
- 登録日
- 2021年8月11日
- 最終更新日
- 2022年4月15日
紹介
★この書籍の小売店頭価格は、2,800円+税です。
鶴岡八幡宮には、源頼朝の寄進と伝わる国宝の太刀をはじめ、徳川吉宗奉納の国宝「正恒」など、800年の歴史のなかで、代々の武家が武運を祈り奉納した数多の名刀が神宝として所蔵されています。これら80振におよぶ刀剣類は、保存も良く、量も多く、拵が揃っていることから、その存在を知る人々から、「隠れた名宝」と言われてきました。
本書は、国宝6点、重要文化財12点を含む神宝65点を半世紀ぶりに公開する展覧会に合わせて刊行。ベールに包まれた名刀の数々を、精細な写真130点と本阿彌光次氏の解説で紹介する貴重な一冊です。
目次
主な作品
〔刀剣の部〕
国宝 沃懸地杏葉 螺鈿太刀「衛府の太刀」伝 源頼朝寄進
国宝 太刀「正恒」徳川吉宗奉納
重文 太刀 「國吉」明治天皇御寄進
重文 太刀「長光」徳川家重奉納
重文 北条三振「綱広」「綱家」「康國」北条氏綱奉納
〔神宝の部〕
国宝「籬菊螺鈿蒔絵硯箱」
国宝「朱漆弓」「黒漆矢」
「源平合戦図屛風」
ほか全65点収録
前書きなど
鶴岡八幡宮には、源頼朝の奉納以来、数多の刀剣類が神宝として所蔵されている。これらの刀剣類は、本阿彌光次先生のご指導により保存管理され、十分な手入れがなされている。保存が良く、量も多く、拵が揃っていることなど、当宮所蔵の刀剣類の存在はつとに有名なところである。
このたび、当宮の文化活動の発信拠点である「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」が、2020年末に国の重要文化財に指定されたことを機に、「鶴岡八幡宮の名刀 歴史に宿る武士の信仰」展を開催することとなった。また、本展に合わせ、当八幡宮が所蔵する約80振に及ぶ収蔵刀剣のうち、50振を中心に、古神宝類などを加え書籍として発刊することとした。
本書によって、中世以降受け継がれてきた神祭りの伝統と、刀剣に込められた神聖性を後世に伝えることができれば幸いである。[巻頭言より]
版元から一言
刀剣ブームのなか、鶴岡八幡宮所蔵の名刀は神宝ゆえ一般の目に触れることはなく、その存在を知る人々からは「隠れた名宝」と呼ばれてきました。このたび、国宝「正恒」、重文「北条三振」など、ベールに包まれていた50振を、精緻なカラー写真で紹介します。
関連リンク
東京国立博物館の至宝
上記内容は本書刊行時のものです。