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BIOCITY ビオシティ 62号 再生可能エネルギーを活かした地域創造へ 村上敬亮(著) - ブックエンド
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BIOCITY ビオシティ 62号 再生可能エネルギーを活かした地域創造へ (ビオシティ ロクジュウニゴウ サイセイカノウエネルギーヲイカシタチイキゾウゾウエ)

社会一般
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B5判
128ページ
並製
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-907083-24-3   COPY
ISBN 13
9784907083243   COPY
ISBN 10h
4-907083-24-6   COPY
ISBN 10
4907083246   COPY
出版者記号
907083   COPY
Cコード
C0040  
0:一般 0:単行本 40:自然科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2015年4月
書店発売日
登録日
2015年3月17日
最終更新日
2016年1月15日
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紹介

BIOCITY の最新刊は、再生可能エネルギーの全国的な拡がりを受け、地元への貢献を目指す人々の志を、持続可能なビジネスへと結びつけるには何が必要かを、ファイナンスのプロや市民電力の成功例に学びます。また、FIT の活用と課題、人材育成への取り組み、世界の動向、新しい技術など、役立つ情報を満載。さらに、自分たちのライフスタイルからエネルギー問題を考えようと行動を起こした人々が、その活動、思想、教育、デザインなどを通じて、今私たちに何ができるかを提案します。

目次

特集
再生可能エネルギーを活かした地域創造へ
志×ビジネス
基調論文 志とビジネスの融合 再エネ事業で地方創生を実現するために_村上敬亮
Part 1 志×ビジネス
わたしたち電力 再エネを“じぶんごと”にするムーブメント_鈴木菜央
地域貢献型再エネ事業モデル ファイナンス可能な地域事業をつくるために_水上貴央
エネルギーイノベーションに向けて 技術開発と社会科学、そして人材育成プログラム_瀬川浩司
再エネの世界の動きをキャッチする_松本真由美
市民発電所の建設と宝塚市の再エネ条例_井上保子
Part 2 エコ・コミュニケーション
グリーンパワースクールの試み エネルギー環境教育を応援するために_上田壮一
グリーンパワーなライフスタイルを求めて_上岡 裕
再エネの普及にデザインはどう貢献できるか_永井一史
再エネ事業の人材育成講座「まちエネ大学」の試み_水野雅弘

ミニ連載
ヴィンテージ・アナログの世界 レコード・レーベルの黄金期 ⑤_高荷洋一
藤原行成の尊重 ② 直筆の記録「敦康親王初覲関係文書」_恵美千鶴子

連載
動物たちの文化誌 ⑩ 日本画の動物たち_早川 篤
Art for Humanity ⑦ 殿敷侃+三木俊治 年月を隔てた「環境アート」_倉林 靖
ネイチャー・センス ⑦ インドの時間と生命のリズム_片岡真実
現代総有宣言! ⑤ 宮沢賢治と田園都市 『ポラーノの広場』にみるハワードの思想_渡辺勝道

海外取材
欧州中部のビオホテル探訪 地域の農業と観光をエコロジー化するパイオニア経営者の協同体_滝川 薫

前書きなど

BIOCITY の最新刊は、再生可能エネルギーの全国的な拡がりを受け、地元への貢献を目指す人々の志を、持続可能なビジネスへと結びつけるには何が必要かを、ファイナンスのプロや市民電力の成功例に学びます。また、FIT の活用と課題、人材育成への取り組み、世界の動向、新しい技術など、役立つ情報を満載。さらに、自分たちのライフスタイルからエネルギー問題を考えようと行動を起こした人々が、その活動、思想、教育、デザインなどを通じて、今私たちに何ができるかを提案します。

版元から一言

要望の多かった再エネをついに取り上げます。志があっても、自立したビジネスへと結びつけるのは難しい。資金の問題、最新技術の導入や人材育成、地元産業や行政との連携、FITの活用方法。再生可能エネルギーを地域創造に活かし、持続可能なビジネスにしていくには何が必要かを、ファイナンスのプロや市民電力の成功例に学びます。

著者プロフィール

村上敬亮  (ムラカミ・ケイスケ)  (

まち・ひと・しごと創生本部 内閣参事官。1990年通産省入省。2009年より地球環境対策室長として、地球温暖化問題の国際交渉に従事。COP15とCOP16を担当。2011年より、資源エネルギー庁新エネルギー対策課長として、再生可能エネルギー政策を担当。2014年より現職。

鈴木菜央  (スズキ・ナオ)  (

NPOグリーンズ代表/greenz.jp編集長。76年バンコク生まれ東京育ち。2002年より3年間「月刊ソトコト」にて編集。独立後06年「ほしい未来は、つくろう」をテーマにしたWebマガジン「 greenz.jp」創刊。千葉県いすみ市在住。家族4人で35㎡のタイニーハウス(車輪付き)にて、小さくて大きな暮らしの実験中。著作に『「ほしい 未来」は自分の手でつくる』(講談社 星海社新書)。

水上貴央  (ミズカミ・タカヒサ)  (

早稲田リーガルコモンズ法律事務所パートナー。弁護士。NPO法人再エネ事業を支援する法律実務の会代表。銀行系シンクタンクを経て現職。再生可能エネルギー案件に注力し、なかでも「地域主導型再エネ事業」の拡大こそが持続可能なエネルギー構造の変革に不可欠であるとし、政策提言から個別案件の法的助言まで幅広く支援している。

瀬川浩司  (セガワ・ヒロシ)  (Segawa Hiroshi

東京大学先端科学技術研究センター附属産学連携新エネルギー研究施設長・教授、東京大学教養学部附属教養教育高度化機構環境エネルギー科学特別部門長・教授(兼)。専門は次世代太陽光発電。内閣府最先端研究開発支援プログラム「低炭素社会に資する有機系太陽電池の研究開発」中心研究者。

松本真由美  (マツモト・マユミ)  (

東京大学教養学部附属教養教育高度化機構環境エネルギー科学特別部門客員准教授。専門は環境/科学技術コミュニケーション。「科学技術リテラシー」など、環境とエネルギーの視点から持続可能な社会のあり方を追求。大学在学中からTV朝日の報道番組での取材活動を行い、NHK BS1ワールドニュースキャスターを経て現職。

井上保子  (イノウエ・ヤスコ)  (

宝塚すみれ発電代表取締役。2012年「NPO法人新エネルギーをすすめる宝塚の会」を設立し、理事に就任。2013年5月「合同会社宝塚すみれ発電所」を設立、同年12月に「非営利型株式会社 宝塚すみれ発電」へ組織変更。宝塚市生まれで、「原発の危険性を考える宝塚の会」の世話人もつとめる。

上田壮一  (ウエダ・ソウイチ)  (

一般社団法人Think the Earth理事。東京大学大学院工学系研究科修了。01年にThink theEarth設立以来、コミュニケーションを通じて環境や社会について考え、行動するきっかけづくりを続けている。主な仕事に書籍『百年の愚行』『1秒の世界』『グリーンパワーブック』、プラネタリウム映像「いきものがたり」など。多摩美術大学客員教授/非常勤講師。

上岡裕  (カミオカ・ユタカ)  (

NPO法人エコロジーオンライン理事長。ソニー・ミュージックエンタテインメントを経て、同NPOを設立。環境情報発信の事業を核に環境省、林野庁、東京都など、数多くの協働事業を手がける。2013年に、タイニーライト・ナノ発電所をプロデュース。その体験をベースに自然エネルギー絵本『やまねのナノのぼうけん』を出版。

永井一史  (ナガイ・カズフミ)  (

HAKUHODO DESIGN代表取締役社長、多摩美術大学教授。グリーンパワープロジェクト・クリエイティブディレクター。企業・商品のブランディング、ソーシャル、コミュニケーションデザインなどの領域でデザインの可能性を追求し続けている。毎日デザイン賞、クリエイター・オブ・ザ・イヤー、ADC賞グランプリなど国内外受賞歴多数。

水野雅弘  (ミズノ・マサヒロ)  (

「まちエネ大学」プロデューサー/Green TV Japan 代表。1988年 日本初のITマーケティング専門のコンサルティングファームTELEPHONY設立。2006年より、英国発環境メディア「Green TV 」日本代表。持続可能な開発教育や地域プロデュースなどを行う一般社団法人グリーンエデュケーション代表理事兼 株式会社TREE代表取締役として、ICTや映像を活用し日本の自然や文化を発信。

高荷洋一  (タカニ・ヨウイチ)  (

エテルナトレーディング代表

恵美千鶴子  (エミ・チヅコ)  (著/文

東京国立博物館・研究員。千葉大学大学院で日本近代美術史を専攻し、近年は書の鑑賞史を専門に研究。東博では古筆の展示および、同館150年史編纂の準備に携わる。『禁裏・公家文庫研究』(思文閣出版、2015年3月)に藤原行成筆「陣定定文案」を執筆。

早川篤  (ハヤカワ・アツシ)  (著/文

1962年生まれ。天王寺動物園飼育係、学芸員。大阪自然環境保全協会理事。文化を通した動物の見方や自然物を利用しての動物オブジェ作りなど、動物の話を伝える方法を模索中である。

倉林靖  (クラバヤシ・ヤスシ)  (著/文

美術評論家。美術出版社主催「芸術評論」募集で第一席入選し、以降評論活動を開始する。美術・音楽・文学を横断的に論じ、取材に基づくわかりやすい評論で知られる。主著に『現代アートの遊歩術』(洋泉社)、『澁澤・三島・60年代』(リブロポート)、『新版岡本太郎と横尾忠則』(LLPブックエンド)、『震災とアート』(ブックエンド)がある。

片岡真実  (カタオカ・マミ)  (著/文

森美術館チーフ・キュレーター。東京オペラシティアートギャラリーを経て、2003年より森美術館勤務。2007~09年はヘイワード・ギャラリー(ロンドン)のインターナショナル・キュレーターを兼務。「第9回光州ビエンナーレ」(2012)共同アーティスティック・ディレクター。「感覚の解放」展(1999)、「アジアのファントム」展(2012、サンフランシスコ・アジア美術館)など体感的な知覚をとおした現代美術展の企画多数。CIMAM(国際美術館会議)理事。

渡辺勝道  (ワタナベ・カツミチ)  (著/文

1962 年栃木県生まれ。建築家。法政大学現代法研究所委嘱研究員、法学者の五十嵐敬喜らとともに現代総有論の研究と普及に携わる。共著に『社会主義経済の改革と規制』(ロシア科学アカデミー、1997年)、『現代総有論序説』(ブックエンド、2014年)。

滝川薫  (タキガワ・カオリ)  (著/文

スイスの東北部に在住の環境ジャーナリスト・植栽設計士。環境・エネルギーをテーマに執筆、調査、視察案内、講演を行う。

上記内容は本書刊行時のものです。