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トランスビュー 書店(直)
トランスビュー 八木 ト・日・他 書店
直接取引:あり(トランスビュー扱い)
現代総有論序説
発行:ブックエンド
A5変形判
288ページ
上製
定価
2,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年3月
- 書店発売日
- 2014年3月3日
- 登録日
- 2014年3月12日
- 最終更新日
- 2014年3月12日
紹介
災害復興や少子・高齢化の切り札として、いま注目されている「現代的総有」は、「所有」や「共有」を超えた第三の土地活用法。五十嵐敬喜・法政大学教授らが提唱するこの概念は、「土地・海面・森林・都市などの地域資源は全員で利用し、その恩恵・利益を地域全員に還元していく」ことで、日本のまちづくりシーンに新たな可能性を導くものです。本書では、専門の異なる研究者が学際的に議論し、さまざまな事例や視点から、ひとつの思想的な、また実践を伴った方法論として、「現代的総有」を体系づけた初めての一冊です。
目次
第一章 理念と新しい制度
五十嵐敬喜「現代総有法の提唱」
第二章 歴史と評価
高村学人「現代総有論の歴史的位相とその今日的意義」
廣川祐司「現代的総有システムを構築する農村部の試み」
第三章 総有をめぐる学際的交流
秋道智彌「日本におけるコモンズの素地─人類学的考察」
室田 武「自然総有論の現在と未来」
M・マッキーン「 コモンズ論からのメッセージ」
第四章 現代への展開
武本俊彦「土地所有権の絶対性からの転換」
萩原淳司「郊外都市の世代交代と総有」
野口和雄「都市・まちづくりにおける土地の共同管理の試み」
渡辺勝道「田園都市と現代における総有の都市空間」
齊藤正己「世界遺産と総有─石見の実験」
前書きなど
災害復興や少子・高齢化の切り札として、いま注目されている「現代的総有」を、実践を伴った方法論として体系づけた初めての書籍。
版元から一言
災害復興や少子・高齢化の切り札として注目される「所有」や「共有」を超えた第三の土地活用法「現代的総有」の理論を初めて書籍化。
上記内容は本書刊行時のものです。