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句集 橋 中原 道夫(著/文) - 書肆アルス
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句集 橋 (クシュウ ハシ)

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発行:書肆アルス
菊判
220ページ
上製
価格 2,700円+税
ISBN
978-4-907078-38-6   COPY
ISBN 13
9784907078386   COPY
ISBN 10h
4-907078-38-2   COPY
ISBN 10
4907078382   COPY
出版者記号
907078   COPY
Cコード
C0092  
0:一般 0:単行本 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年4月1日
書店発売日
登録日
2022年10月24日
最終更新日
2022年10月24日
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紹介

『一夜劇』、『彷徨(UROTSUKU)』に続く、著者の第14句集。2015年(平成27)から2020年(令和2)までの約575句を収める。

前書きなど

どうしても、次なる地平を求めやうとすると、地続き、若しくは水の流れてゐない川だとしても、そこに架かる〈橋〉を渡らねばならない(気がする)。現に、今までに砂漠に現れては忽然と消える[ワジ Wadi ]に架かる、存在自体無意味とも思へる〈橋〉を幾度か渡つた。無意味でも、水の流れてゐない〈橋〉を渡らねばならない、唯それだけ。ひとつだけ、こじつけやうがあるとすれば、私淑する橋間石の名の〈橋〉は、「石」との間に架かつているし、氏の作品の中の〈棺出るとき風景に橋かかる〉の〈橋〉は、その時点では近未来のことでありながら、他者の葬列ではなく自己の葬列を眺めているやうな不思議な安堵感に充ちてゐる。そして我々も生前に、そのうち渡る〈橋〉をしつかりと見て措かなければならぬやうだ。既に向かふ岸に渡つて来いと〈橋〉を架けられてから、もう三十年経つてしまつた。(「あとがき」より)

著者プロフィール

中原 道夫  (ナカハラ ミチオ)  (著/文

1951年 新潟縣西蒲原郡岩室村に生まれる
  74年 多摩美術大學卒業
  82年 能村登四郎主宰「沖」へ投句を始める
  84年 第11回「沖」新人賞受賞、沖同人
  90年 第1句集『蕩兒(とうじ)』(富士見書房)により第13回俳人協会新人賞受賞
  94年 第2句集『顱頂(ろちょう)』(角川書店)により第33回俳人協会賞受賞 
  96年 第3句輯『アルデンテ』(ふらんす堂)

  (中略)

 現在、「銀化」主宰/「新潟日報」俳句欄選者/日本文藝家協会会員/俳人協会名誉会員

上記内容は本書刊行時のものです。