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増補改訂版 札幌の地名がわかる本
10区の地名を徹底解説!
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年10月13日
- 書店発売日
- 2022年10月6日
- 登録日
- 2022年9月13日
- 最終更新日
- 2022年10月20日
紹介
札幌市内各所の地名の由来をたどりながら、地名の不思議をトコトン深掘り!◆Ⅰ部では、札幌全10区の歴史と地名の由来とそこに隠された歴史エピソードを区ごとに紹介。Ⅱ部では歴史学のエキスパートが、地名「札幌」の歴史やアイヌ語由来の地名など、テーマ別に札幌150年の歩みを振り返ります◆巻末には、幕末から現在までの地図に掲載された地名を網羅した札幌の地名リストを収載。各種データを更新し、街歩き研究家・和田哲氏の書き下ろし原稿も新たに増補した、4年ぶりとなる最新版。
目次
Ⅰ 10区の歴史と地名
〈中央区〉政治的、経済的な都市機能の中枢を担う(榎本洋介)
〈北区〉10区最大の人口を誇る(中根有理)
〈東区〉平坦な大地に拓かれた札幌開墾の礎(山内正明)
〈白石区〉仙台藩白石城主の家臣移住に始まる(谷中彰浩)
〈厚別区〉多数の住宅団地を擁する札幌の副都心(榎本洋介)
〈豊平区〉豊平・月寒・平岸の各村から発展(榎本洋介)
〈清田区〉自然環境に恵まれ、近年は宅地化が進む(濱本武司)
〈南区〉開拓の歴史を秘める広大な区(佐藤真名)
〈西区〉北海道初の屯田兵が開拓を牽引(池田茜)
〈手稲区〉西区から分区した山麓の住宅地(小黒七葉)
Ⅱ 多様な地名の成立と変化
序 論 地名「札幌」の歴史(関秀志)
Chapter01 先住民族アイヌの暮らしと地名(佐々木利和・谷本晃久・永野正宏)
Chapter02 札幌市の発展に伴う行政地名の成立と変遷(榎本洋介)
Chapter03 移民と家臣団で形成された屯田兵村と開拓村落の地名(中村英重)
Chapter04 新興住宅地・団地の成立に伴う新地名の誕生(中村英重)
Chapter05 札幌の近代産業史を飾り今も生まれる産業の地名(大庭幸生・山内正明)
Chapter06 道路、公共交通の駅・停留場、橋梁――その歴史と名称の変遷(濱本武司)
Chapter07 札幌の幼稚園、小・中学校の名称に見る特色と地域性(岡田祐一)
Chapter08 神社と公園の名称に見る地域の歴史と地名のかかわり(岡田祐一)
Chapter09 扇状地を囲む山々と峠――その名称の由来と形成史(宮坂省吾)
Chapter10 川・湖沼・滝の成り立ちとその流路、名称の由来(宮坂省吾)
Chapter11 昭和戦前期に施行された字名改正事業と地名の変化(関秀志)
Chapter12 江戸期~明治初期の記録や地図に現れる、札幌とその周辺の地名(高木崇世芝)
Chapter13 戦前の琴似町字名改正における「宮の森」「盤渓」の由来を再検証(和田哲)
付録◆地図に見る札幌の地名(作成:山内正明/監修:関秀志)
「Ⅰ 札幌10区の地名索引」索引/アイヌ語地名索引
前書きなど
北海道の地名にはアイヌ語に由来する地名、特に暮らしと係わりの深い自然地名がきわめて多く、同時に移住・開拓に関連した地名も目立つ。しかし、暮らしや社会が変化するのに伴い、地名も大きな変化をとげてきた。そこで最新の情報を盛り込みながら、地名をとおして札幌の歴史と地域の特性が浮かび上がってくる本の編纂を目指した。――「はじめに」要旨
版元から一言
札幌各地の地名の由来をたどりながら、そこに隠された歴史エピソードを紹介。札幌150年の歩みを地名で振り返るとともに、各地の古写真などもふんだんに使い、見るだけでも楽しめる歴史読本です。
- 旧版ISBN
-
9784906740345
上記内容は本書刊行時のものです。