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ドイツ赤軍 Ⅰ 1970-1972 RAF(著) - 航思社
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ドイツ赤軍 Ⅰ 1970-1972 (ドイツセキグン)
原書: Rote Armee Fraktion

社会一般
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発行:航思社
四六判
縦194mm 横133mm 厚さ22mm
重さ 400g
352ページ
上製
定価 3,600円+税
ISBN
978-4-906738-52-6   COPY
ISBN 13
9784906738526   COPY
ISBN 10h
4-906738-52-4   COPY
ISBN 10
4906738524   COPY
出版者記号
906738   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年4月10日
書店発売日
登録日
2025年2月14日
最終更新日
2025年3月29日
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紹介

世界を震撼させた組織は何を主張していたか

「バーダー=マインホーフ」グループとしても知られる第1世代のドイツ赤軍(RAF)。
反帝国主義、反資本主義を掲げ、国家や米軍、企業などへの武装闘争をくり広げながらも、市民から広範に支持され、「人民の海を泳ぐ」ことができたのはなぜか。
かれらの思想を明らかにすべく、公表された文書やビラを集成(日本版は全3巻)。第1巻は、60年代後半の組織結成にいたる前史から、72年「黒い九月」によるミュンヒェン・オリンピック闘争に関する声明までを収録。

目次

前書き
前史に関する覚書

序論 一九七〇年から一九七二年
赤軍の建設―アンドレーアス・バーダー解放に関する声明
都市ゲリラ構想
西ヨーロッパの武装闘争について
人民に奉仕する―都市ゲリラと階級闘争
〔五月攻勢〕
 フランクフルト・アム・マイン米陸軍指令部への攻撃
 アウクスブルクおよびミュンヒェンにおける攻撃
 カールスルーエにおける連邦裁判所判事ブッデンベルクへの攻撃
 ハンブルク・シュプリンガー社屋への爆弾攻撃
 ハイデルベルク・アメリカ陸軍欧州司令部への爆弾攻撃
 フランクフルト赤色救援会ティーチインの録音テープ記録
ミュンヒェン・オリンピックでの《黒い九月》の行動―反帝国主義闘争の戦略について

訳者あとがき
略号一覧
RAF関連年表

前書きなど

革命には最高原理がある。人民の力を発揮・維持し、敵の力を破壊することだ。これによって赤軍の戦略と戦術は定められている。〔…〕人民の武装集団が《海中の魚のように人民の海で泳ぐ》のに応じて、人民の敵はこの大衆の海に溺死してゆくだろう。この過程で人民は己の力を発見し、この力をより意識的に使用するだろう、人民は軛から、搾取社会の法規への服従から脱するだろう。
――「西ヨーロッパの武装闘争について」より

著者プロフィール

RAF  (エル アー エフ)  (

RAF(Rote Armee Fraktion:ドイツ赤軍)
反帝国主義、反資本主義を掲げて70年に結成。第1世代は「バーダー=マインホーフ」グループとして知られる。逮捕された主要メンバーは激しい獄中闘争・法廷闘争を展開。第2世代はその支援で、77年に政財界や司法界の重要人物の誘拐・暗殺、PFLPと共同でルフトハンザ航空機ハイジャックなどを次々と行った(「ドイツの秋」)。その後も世代交代を経つつNATOや軍施設などを対象に闘争を展開したが、98年に解散。

初見 基  (ハツミ モトイ)  (

初見基(はつみ・もとい)ドイツ文学専攻。
埼玉県生まれ。著書に『ルカーチ』(講談社)、訳書にトーマス・ベルンハルト『樵る』(河出書房新社)、ジャン・アメリー『老いについて』(みすず書房)など。

CHINO RICH_O  (

CHINO RICH_O 美学・芸術学専攻。
大学非常勤講師。福岡県生まれ。一橋大学大学院博士後期課程単位取得退学。

上記内容は本書刊行時のものです。