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出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:あり
芭蕉 の 花 咲く 庭
発行:三重大学出版会
B5判
縦257mm
横182mm
201ページ
価格
1,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年3月29日
- 書店発売日
- 2022年3月31日
- 登録日
- 2022年1月13日
- 最終更新日
- 2022年7月31日
紹介
濱森太郎は芭蕉研究者で三重大学教授である。大学出版会を立ち上げ、難病と闘いながら残された命を毎日刻印するようにして、晩年書き綴った未完の遺稿に纏わる物語を、妻・千春が珠玉の回顧録として語る。
森太郎の人生は、海賊とネズミの島、愛媛県日振島から広島県尾道、そしてド
イツ・ミュンヘンを経て、芭蕉生誕の地である三重県へと、難病があるからこそ輝きを強めていく。
日本修士論文賞を自ら創設し大学出版会に新風を吹き込み、私生活では船舶免許をとってヨットで伊勢湾を航海した日々の描写はグラマラスで"ものすごく"ノスタルジックであるが、同時に"ありえないほど近い"千春の喪失と再生を感じさせる。
版元から一言
<p>研究書でも教科書でもない、久しぶりのエッセイです。</p>
<p>「芭蕉の花咲く庭」というタイトルには、「芭蕉の研究者である森太郎が生きた家庭」という意味が込められています。</p>
<p>難病(筋ジストロフィー)とたたかいながら芭蕉研究者として編集人として懸命に生きたドキュメンタリーエッセイです。
巻末に掲載した20ページほどの遺稿「浅田寿貞の危篤通知」はこの本が生まれるきっかけになった貴重な未発表原稿です。
また、この本はクラウドファンディングによりたくさんの方々のご支援によって誕生した大切な本です。是非手に取ってご覧ください。
上記内容は本書刊行時のものです。