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地方小
直接取引:
あり
ドイツの庇護権と難民問題
発行:三重大学出版会
新書
縦18mm
横11mm
厚さ1mm
重さ 110g
120ページ
並製
価格
1,100円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2021年7月26日
- 登録日
- 2021年3月31日
- 最終更新日
- 2021年8月30日
紹介
2015 年の難民危機に際してメルケル首相が表明したシリア難民の受け入れ。
その背景には「庇護権」という憲法上の権利があった。
「政治的に迫害された者は、庇護権を享受する」―ドイツ憲法のこの短い条文は、大量の難民をうみだしたナチスドイツの迫害政策に対する反省から生まれ、戦後ドイツの難民に対する寛容さを体現していると語られてきた。
しかし、それだけで「庇護権」を説明することができるのだろうか。
語られてこなかったもうひとつの物語=歴史に迫る。
目次
本書における「ドイツ」について
第一章 ドイツ連邦共和国基本法の庇護権はいかに生まれたか
第二章 庇護権について
第三章 両義的な庇護権としてー基本法制定過程の再検討ー
第四章 外国人の権利へー初期連邦議会における議論の分析ー
結 章 庇護権あるいはドイツの両義性ー欧州難民と庇護権ー
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。