.
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
直接取引:
あり
返品の考え方:
原則買切ですが、場合によります
伝 安藤昌益『西洋真営道』
発行:鴎出版
4-6
縦188mm
横128mm
厚さ28mm
重さ 500g
359ページ
上製
定価
2,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2012年11月
- 書店発売日
- 2012年11月30日
- 登録日
- 2012年11月5日
- 最終更新日
- 2012年12月4日
紹介
安藤昌益没後250年記念出版。
250年後の今よみがえる東北の巨人思想家、安藤昌益!
カント、ゲーテ、ヴォルテール、ルイ16世らとの対話から明らかになる農と生命に対する讃歌の思想。
目次
前 書
第一章 出発まで
第二章 寒い国を抜けて
第三章 散歩する人
第四章 羊を導く男
第五章 善を欲して悪をなす
第六章 永遠的女性
第七章 インテルメッツォ――車中の夢
第八章 甥の悲しみ
第九章 自分の畑を
第十章 十六番目の男
第十一章 雅ならざる饗宴
現代語訳者の後書
あとがき
前書きなど
わたしは長年、仏教、儒教、神道を批判してきました。いずれも、直耕こそ人間の真の営みだということを忘却させようとしている教えだからです。……
偉大な行為が戦争や征服をさすならば、日本人の目指すべきことではありません。男女、身分の上下、貧富の差といった、誤れる二分法を正すことが、日本人の目指すことなのです。いや、わしは人間と他の動物との二分法にさえも反対です。……
鳥の世界には、飢饉や凶年にもかかわらず年貢を取られて餓死した鳥はいないし、豊かだからといって自慢する鳥もいない。おのれの利欲から争って帝王になった鷲もいない。こう考えると、人間の『法世』は鳥の世界を真似したようだが、はなはだ劣っている。……(本文より抜粋)
上記内容は本書刊行時のものです。