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在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト|ニ|JRC
直接取引:あり(その他)
ピサロ/砂の記憶
印象派の内なる闇
発行:人文書館
A5判
上製
定価
8,400 円+税
9,240 円(税込)
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2005年11月
- 書店発売日
- 2005年11月25日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2016年5月31日
受賞情報
第16回 吉田秀和賞
紹介
最強の[風景画家]ピサロ物語。
セザンヌがただ一人、師と仰いだ「感覚」の魔術師カミーユ・ピサロとは、なにものか。「印象派」とは何なのか!
本物の印象主義とは、客観的観察の唯一純粋な理論である――。それは、夢を、自由を、崇高さを、さらには芸術を偉大にするいっさいを失わず、人々を青白く茫然とさせ、安易に感傷に耽らせる誇張を持たない――。気鋭の美術史家による渾身の労作!
目次
プロローグ 「猶太教の隠忍な潜力」―高村光太郎の批評から
第0章 ある隠れユダヤ教徒の生涯
第1章 ピサロ一族とその他の異端者たち
第2章 セント・トーマス島から
第3章 第二帝政期のパリ、そしてサロン
第4章 内部の声を聞く者たち
第5章 印象派、すなわち、画家、彫刻家、版画家など
第6章 ある友情のかけら―ピサロとルノワール
第7章 父として、画家として、ユダヤ人として
第8章 蜜蜂の飛ぶカンヴァス
第9章 反ユダヤ主義的アナーキスト?
第10章 ドレフュス事件
エピローグ 砂の記憶
あとがき
註/カミーユ・ピサロ年譜/図版出典/主要参考文献
上記内容は本書刊行時のものです。
